出版社内容情報
弁護士である著者が,心理学研究者の助言をもとに,裁判員(陪審員)である市民を説得するための方法論について検討する。
目次
第1章 序論
第2章 百聞は一見にしかず:法廷における知覚と情報処理入門
第3章 記憶
第4章 なぜ、そして、どのように陪審員は知覚と記憶を操作するのか
第5章 陪審員共通のバイアス
第6章 社会的バイアス:帰属理論
第7章 文化的規範と文化バイアス
第8章 ヒューリスティックスとほかの情報処理方略
第9章 学習成果の実践
著者等紹介
アンダーソン,キャロル・B.[アンダーソン,キャロルB.] [Anderson,Carol B.]
米ウェイクフォレスト大学ロースクールで教鞭を執る訴訟実務科目の主任教員であり、法廷弁護技術の教示法についてリチャード・S・ジェイコブソン賞、チャールズ・ベクトン賞、ジョセフ・ブランチ賞を受賞するなど、アメリカを代表する法廷弁護技術の指導者の1人
菅原郁夫[スガワライクオ]
1983年東北大学法学部卒。現在、早稲田大学大学院法務研究科教授(博士(法学))(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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