出版社内容情報
記憶を「支える」認知活動に着目し、記憶という複雑な精神機能の本質に迫る。メタ記憶研究の全体像と応用可能性を示す。
目次
メタ記憶研究の歴史的展開
メタ記憶の理論とモデル
メタ記憶の測定
メタ記憶のモニタリング機能
メタ記憶のコントロール機能―記憶の意図的抑制
メタ記憶とワーキングメモリの脳内表現―社会脳をめぐる自己知(TOMS)と他者知(TOMO)の問題
メタ記憶の生涯発達
メタ記憶と社会・文化
メタ記憶と教育
メタ記憶の進化
メタ記憶の神経科学的基礎
健忘症と病識―神経心理学的臨床からみたメタ記憶
著者等紹介
清水寛之[シミズヒロユキ]
1959年大阪府に生まれる。1982年大阪市立大学文学部人間関係学科卒業。1989年大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。現在、神戸学院大学人文学部人間心理学科教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。