目次
環境に配慮し保全する行動についての社会心理学
第1部 環境配慮行動を理解するための理論とは何か(環境問題のリスクを人はどう認識するのか;環境をめぐる社会的ジレンマは解決できるのか;環境配慮行動は他者への援助行動として理解できるか ほか)
第2部 環境行動を促進するために効果的な方法とは何か(コミュニケーションにより環境行動を広める;環境行動を促進阻害する要因をコントロールする;環境行動の動機や意図を高める ほか)
第3部 環境の現場における問題を解決するために(環境ボランティア活動をうながすためのエンパワーメント;環境計画への市民参加はなぜ必要なのか;環境教育により生徒の環境意識や行動は高まるのか ほか)
著者等紹介
高木修[タカギオサム]
1940年京都府生まれ。現職:関西大学社会学部教授、前日本社会心理学会会長。学歴:1970年京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学・文博。研究分野:社会心理学・対人行動学
広瀬幸雄[ヒロセユキオ]
1948年愛媛県生まれ。現職:名古屋大学大学院環境学研究科・文学部教授。学歴:1978年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学・博士(心理学)。研究分野:社会心理学・環境社会心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なーちゃま
3
やっと読み終えたわ!💦 環境リスク認知と、ボランティア活動、企業CSRについて大いに勉強になった。説明が分かりやすくて助かる。他のシリーズも読みたい。2020/04/27
新橋九段
2
環境の面から社会心理学を概観するのに便利な一冊。ここから理解を深めていきたい。2022/07/06
odmy
0
7章あたりまで読んで飽きてきたので、残りは気が向いた時に読もうと思う。環境行動の規定メカニズムについて、ここまで明らかにされてるんだという驚きがある一方で、別に環境行動でなくても、政治行動や勧誘活動などでも似たような議論が成り立つのでは、と気づいたら興味がなくなってしまった。2023/10/08