内容説明
大学生になったら、何をしよう…どんなことを学べるのかな…ワクワクとドキドキを抱えながらこんなことを思っている、これから大学生活を始めようとする人に伝えておきたいことをまとめました。
目次
いろいろなアドバイスを参考にしながら、他の誰でもない、この私がこれからを生きていくということを、あせらず、じっくりと考えはじめてみよう
自分の生き方を探すために、「私にとって“何が”大事なのか」ということに加えて、「それが私にとって“なぜ”大事なのか」ということを考える習慣をつけておこう
「子ども」と「大人」のオイシイところを両方味わえる大学生という時期を骨までしゃぶって味わいつくそう
個性は誰もがもっているものですが、それを見つけ出し活用するためには、自分自身にだけ目を向けるのではなく、自分と自分をとりまくものとの関係に目を向けておく必要があります
失敗を糧にすることは結構難しいことなので、失敗を糧にすることに失敗しないように、失敗とのつき合い方を身につけよう
どうすれば新しいことが学びやすくなるか、どうすれば新しいことを考え出せるかといった、これから先の学びに必要な「学びの基礎力」を鍛えよう
「○○って何?」「どうして××が起きるの?」と素朴に問うのは小さな子どもの特徴ですが、これからは意識的、意図的に、このように問うことが必要になってきます
さまざまな経験・体験を通して成長するためには、数多く経験を重ねることよりも、経験から学ぶメカニズムを意識し、一つひとつの経験をていねいに検討することが大事です
考える力を養うには、頭を鍛えればよいというわけではなく、さまざまなものを活用して考えをすすめやすい状況をつくり出したり、自分の思考を客観的に観察したりすることが大切です
人が生きていくうえで人間関係が大切なことは言うまでもないでしょうが、そこに「情」というものがあり、さまざまなはたらきをしていることに注目してみよう〔ほか〕
著者等紹介
浦上昌則[ウラカミマサノリ]
1967年岡山県生まれ。1991年神戸大学教育学部卒業。1997年名古屋大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学、博士(教育心理学)。南山大学人文学部心理人間学科助教授(発達心理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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