出版社内容情報
本書3巻では、質的研究のデータ収集と分析の手法を述べ,研究過程や成果をいかに表現・評価・活用するかを扱う。
目次
質的研究の学問と実践
第1部 経験的資料の収集・分析法(インタビュー:構造化された質問から交渉結果としてのテクストへ;観察を再考する:方法から文脈へ;文書の解釈と物質文化;映像的方法を再び構想する:ガリレオからニューロマンサーへ;自己エスノグラフィー・個人的語り・再帰性:研究対象としての研究者 ほか)
第2部 解釈・評価・表象の技法と実践(相対主義時代における規準の問題;解釈の実践とポリティクス;書く:ひとつの探究方法;人類学的詩学;評価による社会的プログラムの理解 ほか)
著者等紹介
平山満義[ヒラヤマミツヨシ]
1945年福島県に生まれる。1976年東京教育大学大学院教育学研究科博士課程教育学専攻単位取得満了。東京農工大学大学院共生科学技術研究部教授(教育学博士)。専門領域は教育学(情報教育・質的研究法)
大谷尚[オオタニタカシ]
1953年東京都に生まれる。1979年筑波大学大学院博士課程教育学研究科中退。名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授。専門領域は教育学(教育におけるテクノロジー利用、質的研究方法論)
伊藤勇[イトウイサム]
1956年福井県に生まれる。1985年東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。福井大学教育地域科学部教授。専門領域は社会学(シンボリック相互行為論、農村社会学、質的調査法)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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