目撃証言の研究―法と心理学の架け橋をもとめて

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目撃証言の研究―法と心理学の架け橋をもとめて

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  • サイズ A5判/ページ数 578p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784762822063
  • NDC分類 327.014
  • Cコード C3036

内容説明

本書は供述証拠のなかでも、とくに目撃供述を取り上げて、これに法と心理学の双方からアプローチしたものである。法学研究者と心理学研究者がそれぞれの成果を持ち寄り、目撃供述の問題一点にしぼって論じあった。現実の捜査・訴訟の問題を扱ううえで実用的に使える理論や知見が豊富に盛り込まれている。

目次

第1編 心理学からのアプローチ(目撃証言の信頼性に関わる要因;目撃証言の心理学的基礎;証言過程の分析)
第2編 法律学からのアプローチ(日本における犯人識別手続きの問題点;アメリカにおける犯人識別手続き;アメリカにおける専門家証言の許容性;アメリカ刑事訴訟における心理学鑑定の許容性;イギリスにおける犯人識別手続き;ドイツにおける目撃証人の取り扱い)

著者等紹介

渡部保夫[ワタナベヤスオ]
1929年北海道室蘭市生まれ。1953年東京大学法学部法律学科卒業。裁判官を30年間勤める(東京地方裁判所判事、最高裁判所調査官、札幌高等裁判所判事など)。退官後、北海道大学法学部教授、札幌学院大学法学部教授を歴任。現在弁護士(札幌弁護士会)。専門は刑事訴訟法。主著に『刑事裁判ものがたり』潮出版社、1987年。『刑事裁判の光と陰』(共編著)有斐閣、1989年。『病める裁判』(共著)文芸春秋、1989年。『無罪の発見―証拠の分析と判断基準』勁草書房、1992年。『平時弁護の技術(上)・(下)』(共編著)第一法規出版、1994年

一瀬敬一郎[イチノセケイイチロウ]
1972年慶応義塾大学経済学部卒業。現在弁護士(第二東京弁護士会)。専門は人権問題(土地収用問題、日本の戦争犯罪問題、捜査弁護、冤罪事件など)。主著に『裁かれる成田空港』(共編著)社会評論社、1991年。『成田治安法・いま憲法があぶない―三里塚農民の抵抗と最高裁大法廷判決』(共編著)社会評論社、1992年。『刑事弁護の技術』(共著)第一法規出版、1994年、『テキストブック・現代司法』(共著)1992年

厳島行雄[イツクシマユキオ]
1981年日本大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程修了、文学博士。現在日本大学文理学部心理学科教授。専攻は認知心理学・目撃証言心理学。主著に『記憶研究の最前線』(共著:8章「目撃証言」)北大路書房、2000年。『目撃証言』(ロフタス&ケッチャム著:翻訳)岩波書店、2000年

仲真紀子[ナカマキコ]
1986年お茶の水女子大学人間文化研究科人間発達学専攻博士課程単位取得退学、学術博士。現在東京都立大学人文学部助教授。専攻は認知心理学・発達心理学。主著に『子どもの発達心理学』(共著)新曜社、1993年。『「温かい認知」の心理学』(海保編:共著)金子書房、1997年。『ことばの獲得』(桐谷編:共著)ミネルヴァ書房、1999年。『年齢の心理学』(岡本他編:共著)ミネルヴァ書房、2000年。『抑圧された記憶の神話』(ロフタス他著:翻訳)誠信書房、2000年

浜田寿美男[ハマダスミオ]
1976年京都大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程単位取得満期退学。現在花園大学社会福祉学部教授。専攻は発達心理学・法心理学。主著に『自白の研究』三一書房、1992年。『発達心理学再考のための序説』ミネルヴァ書房、1993年。『ありのままを生きる』岩波書店、1997年。『「私」とは何か』講談社、1999年。『自白の心理学』岩波書店、2001年
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