内容説明
恋も、幽霊も、科学で考えるとおもしろい。異性が気になるのはどんな時か、二人で過ごす時間はなぜあっというまに過ぎるのか、なぜ失恋すると髪型を変えるのか、幽霊やUFOを見たと思うのはなぜなのか、金縛りはなぜ起こるのか、マインド・コントロールになぜかかってしまうのか…。小説から解き明かす心の不思議。
目次
第1章 科学的に考えてみよう
第2章 恋愛について科学する(出会い;気になる人;占い・相性;テクノ・コミュニケーション;デート;プレゼント;失恋;髪型)
第3章 夕暮れ時の心理学(心霊現象;願かけ;呪術;UFO;超能力;ストーカー;破壊的カルト集団)
第4章 心理学の正体
第5章 科学的なものの考え方
著者等紹介
中丸茂[ナカマルシゲル]
1961年3月18日生(4日早ければアインシュタイン,A.と同じ誕生日…)。中学時代に相対性理論と出会い、紙と鉛筆で宇宙を描く(今じゃ、コンピュータだけど…)理論物理学にあこがれる。しかし、高校時代の担任の“色弱は理系に行けない”の一言で、第2志望だった心理学の道に進む(実は、理論物理学は、色弱は関係なかった…)。’83年駒沢大学社会学科主席卒業(心理学コース)。’85年駒沢大学大学院人文科学研究科修士課程修了(心理学専攻)。’88年駒沢大学大学院人文科学研究科博士後期課程満期退学(心理学専攻)。現在、駒沢大学、武蔵大学、白梅学園短期大学、茅ヶ崎リハビリテーション専門学校、平和学院看護学院の非常勤講師(嘱託講師)であり、心理学、行動分析学、学習心理学、認知心理学、心理測定法、心理学実験演習、コンピュータ実習、情報学を通じて心理学、科学の教育に静かに燃えている。研究テーマは、感情の理解・説明・予測・制御であり、随伴性、行動的・生理学的指標による実験、言語刺激による調査を中心に実証研究を進めるとともに、随伴性の心理学という方法により理論研究を勧めている。心理学、科学、映画、そして、音楽をこよなく愛する心科学者である
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