目次
1章 居場所をさがす子どもたち(ソフトメッセージの子;トリプルスクールの悲劇 ほか)
2章 豊かな子ども時代をつくるために(好敵手;足の親指力 ほか)
3章 揺れゆらぐ子どもの周辺(対象喪失;リセット幻想 ほか)
4章 ひろがる孤育て(たかがパンツされどパンツ;携帯電話 ほか)
5章 子本主義をめざして(父親の育ちそびれ;子ども手当 ほか)
著者等紹介
森薫[モリカオル]
1950年佐賀県に生まれる。東京都東久留米市立東中学校教諭、昭島市立瑞雲中学校等を歴任後、現在、屋久島おおぞら高校副校長。学校心理士。日本ペンクラブ会員、日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
龍希
0
教育関連のことが広く書かれてあって、難しくもなく、さらっと読めるので、教育に興味がある中高生にオススメ。この筆者のような教師がたくさんいたら、私たち子どもはすごく安心して学校に行けるのになあ。普通に振る舞ってる子、むしろ優等生の方が心の中では、いろんな鬱憤が溜まっているもの。重大な少年犯罪が起きたときに、テレビから流れてくる「あんなにいい子だったのに、どうして…」だとかいう台詞は、表面を見てただけだったんじゃないかと思う。子どもは本当の自分を肯定してくれる人、親であったり友人、教師を欲している。2010/01/28