出版社内容情報
北欧のパブリックスペースは、自然環境に配慮し、個人の自由に寛容で、人間中心の包括的な発想でデザインされる。本書は、ストリート、自転車道、広場、庭園、水辺、ビーチ、サウナ、屋上、遊び場の55事例を多数の写真・図面で紹介。人はどんな場所でどのように過ごしたいのか、アクティビティが生まれる都市空間を読み解く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅう
1
近年の公共空間再編を通じて、これほどまでに魅力的な都市の風景ができるのかと深く感銘を受けた。そしてデザインに対する社会の感度が高く、誰もが自分たちの居場所として公共空間を捉えている様子が伺えた。 中でも水辺や街路の再整備では、初動期のプロジェクトを通じて住民の支持と理解を集めたことで、以降のプロジェクトにつながっていた。その意味で、都市全体を視野に入れた広域の公共空間・インフラ再編においては、社会的なインパクトの大きい『ツボ』となる空間を的確に捉え、市民参加型で実装していく戦略性が重要であると示唆される。2023/03/01
motoki fujitani
0
北欧のパブリックスペースの事例集。写真で事例が多く載っており参考になった。2024/03/21
Sho-san
0
自然に抗うことなく、享受する。短い夏を外で楽しむ。特にコペンハーゲンが多い。歩行者、自転車中心。2024/01/31
asumi
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図書館で借りたがタイミングがあわず、しっかり読まずにパラパラ眺めただけになってしまったが、人々がくつろげる素敵なパブリックスペースがたくさん載っていてよかった。2023/08/05