まちを再生する公共デザイン―インフラ・景観・地域戦略をつなぐ思考と実践

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まちを再生する公共デザイン―インフラ・景観・地域戦略をつなぐ思考と実践

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  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784761532451
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C0051

内容説明

公共事業を軸とした地域再生に戦略やデザインをいかに導入するか。事業や分野を横断し、人とインフラを繋ぎなおす空間デザインと、その実現に向けたマネジメントの方法や行政の役割を多角的に詳解。最前線の方法論や実践事例から、新たな“公共デザイン”の枠組みを導き出す。社会資本整備の再構築に向けた現場からの提言。

目次

1章 公共デザインのかたち(土木デザインから公共デザインへ;景観を手がかりとした公共分野のデザインとマネジメント;公共デザインを支えるデザイン行政 ほか)
2章 公共デザインのフロンティア(居場所としての公共空間のデザイン;公共デザインのなかの土木デザイン;地方都市を再生する公共デザインの力 ほか)
3章 公共デザインの実践(兵庫県|姫路市 対話でつくる駅前の賑わいと都市軸景観―姫路駅周辺と公共空間デザインの展開;愛媛県|松山市花園町 「街の庭」をもつ街路―花園町通りの道路空間改変;福岡県|太宰府市 みんなで創る門前町の景観と歴史のまちづくり―部局横断的マネジメントと官民協働による太宰府歴史地区再生 ほか)

著者等紹介

山口敬太[ヤマグチケイタ]
1980年生まれ。博士(工学)。2017年より京都大学大学院工学研究科准教授。奈良文化財研究所客員研究員や文化庁文化財部調査員(非常勤)を歴任、京都市の美観風致審議会委員、奈良市、近江八幡市等の景観審議会の委員、宇治茶(京都府)、東近江市等の文化的景観調査の委員を務める。主な受賞に土木学会賞論文奨励賞、日本建築学会奨励賞、日本都市計画学会年間優秀論文賞など

福島秀哉[フクシマヒデヤ]
1981年生まれ。博士(工学)。東京大学大学院修了後、小野寺康都市設計事務所、(独)土木研究所寒地土木研究所などを経て2012年より東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻助教。東日本大震災復興事業をはじめ地域・都市再生に向けた研究と公共空間デザインに従事。専門は景観工学、土木デザイン。主な受賞に土木学会デザイン賞奨励賞、前田記念工学振興財団山田一宇賞など

西村亮彦[ニシムラアキヒコ]
1981年生まれ。博士(工学)。2018年より国士舘大学理工学部講師(兼・国土技術政策総合研究所部外研究員)。専門は、都市デザイン・公共空間マネジメント・歴史まちづくり。メキシコ国立自治大学建築学研究所・美学研究所、国土交通省国土技術政策総合研究所を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アメヲトコ

6
景観工学の専門家による公共デザイン論。前半はデザインマネジメントの方法に関する論集で、なかでも地方行政の組織論は勉強になります。後半は全国の公共デザインの注目事例集。方程式によってインフラを機能的に整備すれば事足りた時代はすでに過去の話で、地域の実態を丁寧に読み込んでデザインされた公共空間はいずれも魅力的です。一方でその場所の歴史性の扱いについてはやや無邪気かなと思う事例もいくつか。2019/07/11

hide10

0
本書でも指摘されているように、近年のまちづくり分野では「早く」「安く」「分かりやすい」活動やイベントが注目されがちという印象。 長期的に残るものを時間をかけて検討・整備する土木事業は自体の潮流と逆行してる。とはいえ、人が文化的な生活を営む上では良質な社会基盤は必要不可欠。 成熟社会では、インフラにもデザイン志向が求められる。長期的事業を阻害する業務縦割り・定期人事異動等の状況に横串を入れる存在(=著者)の存在の重要性を主張する一冊。2019/08/16

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