出版社内容情報
国交省、警察庁の画期的なガイドラインが出てから2年、自転車利用施策の現場は大きく様変わりしてきた。そこで本書では、ガイドラインの活用法、ネットワークの形成の仕方、新しい駐輪場の考え方、高齢者利用の推進、世界の自転車都市の動向など、ホットで実践的な話題を取りあげ、政策現場で役立つように具体的に紹介した。
第1部 走行空間・駐輪空間の整備のポイント:徹底して自転車利用者にやさしい環境整備を行う
第1章 最新データからわかってきた危険個所と対策:車道で自転車がひっかけられる事故はきわめて少ない
第2章 国交省・警察庁のガイドラインを生かす
第3章 放置対策から顧客重視の自転車駐輪政策へ
第2部 利用促進策のポイント:安全快適な自転車利用を拡大するためには
第4章 子供や市民への啓発・学習はインセンティブが必要
第5章 自転車は高齢化社会の最高の移動手段
第6章 自転車は観光の新しい切り札
第7章 自転車の活用範囲の拡大
第3部 自転車計画の策定・ネットワークの実現のポイント:総合的体系的な自転車政策を考える
第8章 レベルの高い自転車計画を策定するには何が必要か
第9章 国交省・警察庁のガイドラインを活かしたネットワークの創出方法
第4部 世界最先端の自転車計画とネットワーク
第10章 世界の自転車計画から学ぶ
第11章 自転車を唯一の主要交通手段と位置づけたロンドン
第12章 総合性と走行空間の量・質ともに抜きんでたポートランド
【著者紹介】
古倉宗治/1950年生まれ。1974年東京大学卒業。建設省、東京工業大学助教授、(財)民間都市開発推進機構都市研究センター、(財)土地総合研究所等を経て、2008年から?鰹Z信基礎研究所(現在、株式会社三井住友トラスト基礎研究所)研究理事。
内容説明
国交省、警察庁の画期的なガイドラインが出てから2年、自転車利用施策の現場は大きく様変わりしてきた。そこで本書では、事故多発箇所と対策、ガイドラインの活用法、自転車計画策定とネットワーク形成のポイント、駐輪場、高齢者利用、広報・啓発のあり方、観光での活かし方、世界の自転車都市の動向などホットで実践的な話題を取りあげ、現場で役立つように資料・実例を交え具体策を提示する。
目次
第1部 走行空間・駐輪空間の整備のポイント―徹底して自転車利用者にやさしい環境整備を行う(最新データからわかってきた危険箇所と対策―車道で自転車がひっかけられる事故はきわめて少ない;国交省・警察庁のガイドラインを活かす;放置対策から顧客重視の自転車駐輪政策へ)
第2部 利用促進策のポイント―安全快適な自転車利用を拡大するためには(子どもや市民への啓発・学習にはインセンティブが必要;自転車は高齢化社会の最高の移動手段;自転車は観光の新しい切り札;自転車の活用範囲の拡大)
第3部 ネットワーク計画と自転車計画のポイント―総合的体系的な自転車政策を考える(レベルの高い自転車計画を策定するには何が必要か;国交省・警察庁のガイドラインとネットワークの作り方)
第4部 世界最先端の自転車計画とネットワーク―しっかりした自転車の位置づけと総合的な戦略(世界の自転車計画から学ぶ;自転車を唯一の主要交通手段と位置づけたロンドン;最先端の自転車施策のコンセプトがつまったポートランドの自転車計画)
著者等紹介
古倉宗治[コクラムネハル]
1950年生まれ。1974年東京大学卒業。建設省、東京工業大学助教授、(財)民間都市開発推進機構都市研究センター、(財)土地総合研究所等を経て、2008年から(株)住信基礎研究所(現在、(株)三井住友トラスト基礎研究所)研究理事。京都大学大学院講師(公共政策大学院及び法科大学院)、麗澤大学経済学部客員教授その他の講師。国土交通省・警察庁「安全で快適な自転車利用環境の創出に向けた検討委員会」、警察庁「自転車の交通ルールの徹底方策に関する懇談会」、国土交通省「都市交通としての自転車利活用推進研究会」、環境省等の国の委員会や、奈良県、鳥取県、川崎市、宇都宮市、姫路市、立川市、浦安市、茅ヶ崎市、上尾市等の地方公共団体の自転車関係の委員会に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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