出版社内容情報
鉄骨造は、多くの建築の構造形式として使われており、なかでも3~5階建の中低層ビルの約半分で採用されているなど、街中の建築で普通に利用されている。本書は、設計時の選択や判断に役立つ視点で解説したものであり、その材料特性、ディテール、各部構法、適切な使い方など、設計実務者が学び直したいときに最適な一冊。
内容説明
鉄骨造は、多くの建築の構造形式として使われており、なかでも3~5階建の中低層ビルの約半分で採用されているほど、多くの建築で利用されている。本書は、設計時の選択や判断に役立つ視点で解説したものであり、その材料特性、ディテール、各部構法、適切な使い方など、設計実務者が学び直したいときに最適な一冊。
目次
1 鉄骨造建築の基本(鉄骨造建築の技術1 鋼材生産;鉄骨造建築の技術2 躯体の設計手法 ほか)
2 鉄骨造を活かした建築表現(鉄骨造を躍進させた万博;交通施設の空間 ほか)
3 鉄骨造建築の材料(鋼材の製造・供給プロセス;鋼材の形状1 形鋼 ほか)
4 鉄骨造建築の骨組と接合部(鋼材の材料力学;降伏と塑性変形能力 ほか)
5 鉄骨造建築の各部構法(鉄骨各部1 柱脚;鉄骨各部2 柱梁仕口 ほか)
著者等紹介
佐藤考一[サトウコウイチ]
金沢工業大学建築学部建築学科教授。専門:構法計画、建築生産、建築再生。東京大学工学部建築学科卒業。同大学大学院工学系研究科修士課程(建築学専攻)修了、同博士課程修了。A/E WORKS代表理事などを経て、2016年現職
五十嵐太郎[イガラシタロウ]
東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻教授。専門:建築デザイン理論。東京大学工学部卒業。同大学大学院修士課程修了。博士(工学)。中部大学助教授などを経て、2009年より現職。監修した展覧会に、ヴェネツィアビエンナーレ国際建築展2008日本館コミッショナー、「インポッシブル・アーキテクチャー」展など
西村督[ニシムラトク]
金沢工業大学建築学部建築学科教授。専門:建築構造。金沢工業大学工学部建築学科卒業。京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科博士後期課程(機能科学専攻)満期退学。太陽工業株式会社を経て、2013年現職
井上朝雄[イノウエトモオ]
九州大学大学院芸術工学研究院准教授。同大学院環境設計グローバル・ハブ長。専門:鉄骨考古学、デジタルアーカイブ。東京大学工学部建築学科卒業。同大学大学院工学系研究科修士課程(建築学専攻)修了、同博士課程修了。九州大学大学院芸術工学研究院助手、助教を経て現職
江口亨[エグチトオル]
横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院准教授。専門:建築構法、建築生産、リノベーションまちづくり。東京大学工学部建築学科卒業。同大学大学院工学系研究科修士課程(建築学専攻)修了、同博士課程修了。Lough‐borough University(英国)Research Associateなどを経て、2013年現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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