内容説明
街にくすぶる不自由な公共空間を誰もが使いこなせる居場所に変える10フェーズ×10メソッドのプロセス・デザイン。実践例で解説。
目次
はじめに―なぜ今、プレイスメイキングなのか
1章 プレイスメイキングとは何か
2章 プレイスメイキングのレシピ
3章 街を変えるパブリック・プレイス―国内外の先進事例
4章 実践!プレイスメイキング―誰でも街にコミットできる現場
5章 アクティビティ・ファーストの都市デザイン
著者等紹介
園田聡[ソノダサトシ]
有限会社ハートビートプラン。1984年埼玉県所沢市生まれ。2009年工学院大学大学院修士課程修了。商業系企画・デザイン会社勤務を経て、2015年同大学院博士課程修了。博士(工学)。2014年~小田原Laboratory.代表、一般社団法人国土政策研究会公共空間の「質」研究部会ディレクター。2015年~工学院大学客員研究員。2015~2016年株式会社アーバン・ハウス都市建築研究所研究員。2016年より現職、特定認定NPO法人日本都市計画家協会理事。専門は都市デザイン、プレイスメイキング。現在は、大阪・東京を拠点にプレイスメイキングに関する研究、実践に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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YPG
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なぜ、プレイスをメイキングするのか。別に壮大なビジョンや社会課題の解決を掲げなくていい。子供が楽しく遊べる場所がほしいとか、身近な問題意識から始めればいい。2023/05/17
研修屋:城築学(きづきまなぶ)
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W図書館から。といっても県内他都市からの取り寄せでした。2023/03/23
Kubota Takahiro
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プレイスメイキングとは何なのか?をとてもわかり易く説明されている。内容は著者の実践をベースに書かれており、大げさな着色された表現がないため素直に理解できたと思う。 今行われている魅力的なまちづくりが魔法ではなく、著者のような実直な人の努力の上に成り立っていることを改めて理解できた。 「なぜやるか?」ということを自分でも問い続けたいと思う。2022/09/09
T
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表紙のポップさに反して、お堅い実務的な本。エモさとかドラマはなく、報告書という感じ。事例紹介やノウハウも全く盛ったところがない。読んでいてワクワクはしないので気分は他の本で盛り上げて、これは実務に際して「進研ゼミでやったやつだ」的に役立てるのが良さそう。 公共事業との住み分けや共創についてのイメージは湧いた。2022/08/16
zepe(第1刷発行)
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入門とエビテンスとしてよい本だと思う。2022/02/08