内容説明
設計デザインの前に、事業計画のデザインを。気鋭のプランナーの提案力に迫る。
目次
1章 人と街をプロデュースする不動産プランナーの仕事(プランナーの職能―プロジェクトの育て方;相談―「どうにかしてほしい」というオーナーに寄り添う;調査―街は歩いて確認する;企画―借り手が絶対に見つかる、不動産視点からの提案;設計・施工―企画に相応しいプロジェクトチームをつくる;募集―オーナー・物件と借り手の相性を重視;管理・運営―使い手の自主性を重んじ、サポートする;「不動産のプロ」がまちづくりに関わる意味)
2章 仲介のデザイン―街と建物の価値を上げる(駐車場をバーに―エリアに望まれた夜の居場所;京都×ITベンチャーの“らしさ”を両立するオフィス―歴史あるエリアにオープンで新しい文化を;倉庫をクリエーターの実験可能なオフィス空間に―一般的なイメージにこだわらない企画と賃料設計)
3章 企画・運営のデザイン―街に場をつくる(小規模不動産投資のデザイン―マンションを購入してシェアハウスに;デメリットをメリットに―線路沿いのアパートをシェアアトリエに)
4章 不動産プロジェクトのデザイン―街に暮らしと商いを生む(小商いを生む街づくりの始まり;和歌山市内の街なかに、魅力的な賃貸住宅をつくる)
5章 街を変える仕組みの提案―高齢者の自宅の一室に学生が暮らす(高齢者と大学生の同居促進事業―京都ソリデール)
著者等紹介
岸本千佳[キシモトチカ]
(株)アッドスパイス代表取締役。不動産プランナー。1985年京都生まれ。滋賀県立大学環境建築デザイン学科卒業後、東京の不動産ベンチャーを経て、2014年に京都でアッドスパイスを設立。不動産の企画・仲介・管理を一括で受け、建物と街のプロデュースを業とする。暮らしや街に関する執筆も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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