公衆サウナの国フィンランド - 街と人をあたためる、古くて新しいサードプレイス

個数:
  • ポイントキャンペーン

公衆サウナの国フィンランド - 街と人をあたためる、古くて新しいサードプレイス

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月03日 01時07分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 160p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784761526948
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0036

出版社内容情報

本場フィンランドの公衆サウナの楽しみ方、栄枯盛衰ヒストリー、仕掛け人の人物録まで。現代人の居場所となった公衆浴場のリアルフィンランド版銭湯に学ぶ!
街から消えゆく公衆浴場を、現代人の居場所に変えるヒント

日本で急速にサウナ熱が高まっている昨今、実はサウナの本場フィンランドでも、空前の公衆サウナ・ブームが街を席巻中!つい10年前までは閑古鳥が鳴いていた「フィンランド版銭湯」が、いまなぜこんなにも盛り上がっているのか…? 前世紀の栄枯盛衰ヒストリーから、斬新なアイデアと熱意で街にサウナを呼び戻した今日のリーダーたちのドキュメントまで。現地在住の日本人サウナ研究家が、現代人の居場所となった公衆浴場のリアルな姿を届ける一冊です。

はじめに
序章 フィンランド・サウナのいろは:日本のサウナとこんなに違う/日本のお風呂とこんなに似てる
1章 公衆サウナの最前線: 昔ながらの入浴施設を街の新しいコミュニティ空間に
 ● map フィンランド二大都市 公衆サウナマップ
2章 ヘルシンキ公衆サウナ史: 街のサウナ屋さんが流行らなくなったわけ
 ● column 現存最古の公衆サウナで学ぶ、フィンランド・サウナの楽しみ方
3章 新世代のアイデアと実践: プロジェクトリーダーたちが考える「いま、なぜ公衆サウナなのか?」
 File 1. 地元住民の執念に救われた現存最古の公衆サウナ
  老朽化したローカル浴場を、街を活性化する資源に
   ●ヴェイッコ・ニスカヴァーラ/[ラヤポルッティ・サウナ]運営代表者
 File 2. 新世代の多目的拠点となった老舗公衆サウナ
  社会の変化と先代の個性を味方につけ、浴場文化を盛り上げる
   ●キンモ・ヘリスト/[サウナ・アルラ]現オーナー
 File 3. 時代が追い付いた〈文化的な〉公衆サウナ構想
  先駆的すぎたヒーロー建築家が、九〇年後のいまに託したバトン
   ●アルヴァ・アールト/建築家・[クルットゥーリサウナ]発案者
 File 4. 都会の水辺を賑わせる最先端公衆サウナたち
   ローカルと観光客を引き合わせる、街角のウェルネスリゾートづくり
   ●ヴィッレ・イーヴォネン/サウナ・フィンランディア・ホールディングス代表
 File 5. みんなで建ててみんなで守る年中無休の公衆サウナ
   管理人不在の公共空間は、市民の良心を寄せ集めて育てる
   ●サーラ・ロウヘンサロ/[ソンパサウナ]協会副代表
 File 6. 年に一度の街中一斉公衆サウナ化計画
   赤の他人を信頼する勇気で、豊かさの新境地を拓く
   ●ヤーッコ・ブルンベリ/[ヘルシンキ・サウナデー]発起人
4章 現代公衆サウナ論: 価値づくりのキーワードは「人の居場所」と「街の文化」
おわりに

こばやし あやな[コバヤシ アヤナ]
著・文・その他

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

入道雲

13
この本での1つのテーマへの掘り下げ度は凄い。テーマとは、フィンランドのサウナである。読み進めていくと、だんだんと日本のサウナとは別物で銭湯に近い文化である事が見えてくる。しかし根本にあるフィンランド固有の歴史や物事に対する人々の考え方までもが、サウナを通して見えてくる。行ってみたい。2019/03/04

ようへい

10
フィンランド・サウナは大体80℃ぐらいで、日本の一般的なサウナと比べて低温。手首のスナップを効かせてロウリュし、ヴィヒタという葉っぱで身体をペシペシする。元は公衆衛生の向上を目的にした公衆サウナですが、自宅用サウナやシャワーの普及によりめっきり数が減ってしまいました。ほぼ絶命までいきかけたものの、最近はサード・プレイスとしての価値の再発見や再構築により復活の兆しが見えるとか。有志で公衆サウナの設立と運営を行っているソンパ・サウナが劇場版『ゆるキャン△』と重なって胸が熱くなりました。私もサウナを作りたい。2023/04/11

10畳

3
今はオサレな北欧イメージそのままのヘルシンキも、戦前は平屋の長屋が並ぶ何もない村だった。どこからサウナは来たのか、どのような変遷をたどったのか、歴史や産業としての盛衰など丁寧に語られてて面白い。淡々と綴られているので、よくありがちな、サウナ好き好きバイアス私情コメントが所々余計に挟まれていることもなくて誠実さを感じる。2020/07/18

さらさら

3
サウナが理想郷のように描かれていた。ように感じた。羨ましくもある研究です。確かに家と職場意外の居場所はとても大事だと思う。サウナにルールを貼りださないし貴重品もむきだしで預けるのにも驚き。そもそも電車にも改札がないし、信頼で成り立っているというか、自立が求められている気がする。2019/09/28

よく読む

3
サウナではみんなおしゃべり社交的。フィンランド人にとってのサウナは、日本人にとってのtwitterみたいな場か。2019/09/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13269661
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。