出版社内容情報
好評『図解 庭師が読みとく作庭記』をバージョンアップし、『山水并野形図』を新たに増補。日本庭園史の二大古典をこの一冊で。日本庭園愛好家や造園関係者に好評を博したロングセラー『図解 庭師が読みとく作庭記』をバージョンアップし、『山水并野形図』を新たに増補。独自の段落分けとわかりやすい小見出し、作庭経験を踏まえた現場で使える図解・訳注で、従来の抽象的な解釈を超えた、秘伝書の読み方を提示。日本庭園史の二大古典をこの一冊で。
作庭記
一、石立ての心構え
二、池庭づくりの留意点
三、池庭の構成
四、遣水を流す
五、石を立てる
六、木を植える
七、泉を構える
八、雑部
山水並野形図
一、石の五色と相性
二、庭の三要素―山・水・石
三、庭づくりの勘所―一口伝授
四、池庭
五、施主と庭づくり
六、池庭の観賞心得
七、池庭石の起源
八、石の据え様(一)
九、庭木の扱い
十、石の据え様(二)
小埜 雅章[オノ マサアキ]
小埜雅章(おの まさあき)/1947年奈良県生まれ。同志社大学卒業後、重森三玲に師事。1979年京都庭園室を開設し、独立。京都を中心に多くの寺院、ホテル、住宅等の庭園を手がける。著書に『図解 庭師が読みとく作庭記』(学芸出版社、2008年)、『庭師と歩く京の隠れ庭』(平凡社、2003)など多数。