エリアリノベーション―変化の構造とローカライズ

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エリアリノベーション―変化の構造とローカライズ

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761526221
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C0052

出版社内容情報

建物単体からエリア全体へ。この10年でリノベーションは進化。不動産、建築、グラフィック、メディアを横断し街を変える方法論。建物単体からエリア全体へ。この10年でリノベーションは進化した。計画的建築から工作的建築へ、変化する空間づくり。不動産、建築、グラフィック、メディアを横断するチームの登場。東京都神田・日本橋/岡山市問屋町/大阪市阿倍野・昭和町/尾道市/長野市善光寺門前/北九州市小倉・魚町で実践された、街を変える方法論。

この本の目的と使い方
 エリアリノベーションとは
 エリアリノベーションの法則を探して
 6つの街をめぐって
 街の変化を比較する9つの視点

第1部 エリアリノベーションとは
1章 エリアリノベーションの背景
「まちづくり」という言葉からの脱却
郊外化のメカニズム
資本の流れと風景の関係
マスタープラン型から、ネットワーク型へ
2章 基本構造:3つのポイント
空間ができるプロセスの逆転
職能を横断するプレイヤーの登場
街を変える4つのキャラクター
1) 不動産キャラ
不動産エージェントの果たす役割
新しい関係性をつくる職能
クリエイティブな契約書に滲みでる試行錯誤
2) 建築キャラ
 建築家と工務店が融合した職能
3) グラフィックキャラ
 グラフィックデザインが先行してつくる世界観
4) メディアキャラ
 プロモーションの新潮流
 地域×メディアの効力
3章 ローカライズ:9つのポイント
変化の兆し/サイン
きっかけの場所/スペース
事業とお金の流れ/マネタイズ
運営組織の形/オペレーション
地域との関係/コンセンサス
行政との関係/パートナーシップ
プロモーションの手法/プロモーション
エリアへの波及/インパクト
継続のポイント/マネジメント
4章 計画的都市から、工作的都市へ
産業構造の風景化
工作的都市の出現

第2部 エリアリノベーションの実践
01 東京都神田・日本橋?馬場正尊
02 岡山市問屋町?明石卓巳
03 大阪市阿倍野・昭和町?小山隆輝・加藤寛之
04 尾道市?豊田雅子
05 長野市善光寺門前?倉石智典
06 北九州市小倉・魚町?嶋田洋平


馬場 正尊[ババ マサタカ]
馬場正尊
建築家/Open A代表/東京R不動産ディレクター/東北芸術工科大学准教授。
1968年生まれ。早稲田大学大学院建築学科修了後、博報堂入社。早稲田大学大学院博士課程へ復学、雑誌『A』編集長を務める。2003年建築設計事務所Open Aを設立し、建築設計、都市計画まで幅広く手がけ、ウェブサイト「東京R不動産」を共同運営する。
近作に「佐賀市柳町歴史地区再生プロジェクト」「道頓堀角座」「雨読庵」「観月橋団地再生計画」など。近著に『PUBLIC DRSIGN 新しい公共空間のつくりかた』『RePUBLIC 公共空間のリノベーション』(学芸出版社)など。

Open A[オープンエー]

嶋田 洋平[シマダ ヨウヘイ]
嶋田洋平
株式会社らいおん建築事務所代表取締役、株式会社北九州家守舎代表取締役、株式会社都電家守舎代表取締役、株式会社リノベリング代表取締役、株式会社タンガテーブル代表取締役。1976年北九州市生まれ。東京理科大学理工学研究科建築学専攻修士課程修了後、建築設計事務所みかんぐみを経て、2008年らいおん建築事務所を設立。福岡県北九州市小倉、東京都豊島区雑司が谷でリノベーションまちづくりを実践中。

倉石 智典[クライシ トモノリ]
倉石智典
株式会社 MYROOM 代表。1973 年長野市生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。都市計画事務所、大手不動産会社を経て、2004年家業の工務店に勤務。2010 年にMYROOM設立。 空き家見学会、物件探し、商品化、仲介、設計、施工、運営管理までを自社で行う事業体制が特徴。2014年建築家、デザイナー、編集者らとCAMP不動産プロジェクトを立ち上げる。

明石 卓巳[アカシ タクミ]
明石卓巳
クリエイティブディレクター/ルクスグループ代表。1968年岡山市生まれ。流通系企業や電機メーカー勤務を経て独立。1998年株式会社レイデックス、2015年株式会社ルクスを立ち上げる。企業やサービスのブランディング、店舗開発、商品開発、グラフィックデザイン、ウェブデザイン、商業施設のリノベーションなど、さまざまなプロモーションを手がける。

豊田 雅子[トヨタ マサコ]
豊田雅子
NPO法人尾道空き家再生プロジェクト代表理事。1974年尾道市生まれ。関西外国語大学卒業後、海外旅行の添乗員を経て、2001年帰郷。2007年「尾道空き家再生プロジェクト」を立ち上げ、翌年NPO法人化。2009年、尾道市から空き家バンク事業を委託される。8年間で120軒の空き家の再生、マッチングに携わる。

小山 隆輝[コヤマ タカテル]
小山隆輝
丸順不動産株式会社代表取締役。1964年大阪市生まれ。近畿大学法学部卒業。家業は1924年創業の丸順不動産。1987年同社に入社、2012年代表取締役に就任。大阪市阿倍野区昭和町エリアの長屋や古いビルなどを再生し、不動産の活用を通じてまちづくりやエリアの価値向上に取り組む。

加藤 寛之[カトウ ヒロユキ]
加藤寛之
都市計画家/株式会社サルトコラボレイティヴ代表取締役。1975年千葉市生まれ。立命館大学政策科学部卒業。COM計画研究所に入社。2000年建築・デザイン・都市計画の分野を横断するsarto.(サルト)を立ち上げる。2008年株式会社サルトコラボレイティヴ設立。現在は、丹波市、枚方市、大阪市、神戸市、伊賀市、石垣市などでストックリノベーションによる地域再生事業に取り組む。

内容説明

計画的都市から、工作的都市へ。6つの街のリサーチから発見した、不動産、建築、グラフィック、メディアを横断し、街を変える方法論。

目次

第1部 エリアリノベーションとは(エリアリノベーションの背景;基本構造:3つのポイント;ローカライズ:9つのポイント;計画的都市から、工作的都市へ)
第2部 エリアリノベーションの実践(東京都神田・日本橋;岡山市問屋町;大阪市阿倍野・昭和町;尾道市旧市街地;長野市善光寺門前;北九州市小倉・魚町)

著者等紹介

馬場正尊[ババマサタカ]
建築家/Open A代表/東京R不動産ディレクター/東北芸術工科大学教授。1968年生まれ。早稲田大学大学院建築学科修了後、博報堂入社。早稲田大学大学院博士課程へ復学、雑誌『A』編集長を務める。2003年建築設計事務所Open Aを設立し、建築設計、都市計画まで幅広く手がけ、ウェブサイト「東京R不動産」を共同運営する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Tenouji

4
大阪の地元が載っていたので購入。やや荒削りの感があるが、何かが始まるのは、こういうところからなのかな。2016/08/16

paseri

3
エリアリノベーション。「リノベーション」の持つ可能性について、6つの事例から学べます。例えば、空き家や空き店舗をどのように活用するのか。今ある資源を効果的に活用するという視点は、これからの時代に欠かせないものです。すでに事例も多くあると思います。惹かれる場所には惹かれる理由があり、そこには往々にして人の想いが潜んでいたりします。その思い掛けない発見を、とても面白いと感じます。本書で紹介されている事例の場所に赴き、探索してみたくなりました。2021/06/28

yyhhyy

2
地域の再生事例。先ずは地権者との調整などケーススタディが集まった本2018/10/20

Takuji

2
一定のエリアでリノベーション(既存建物の様々な活用)を起こした事例集。一棟単発のリノベではなく、エリア的な広がりを持って戦略的にリノベをしているのが興味深い。まちづくりの概念が広がる一冊。資金調達や地元への信用力に苦しんだという事例が多く、公的セクターが支援できていない現状が心苦しい。そろそろリノベ推進機構とか作ってもよいのでは?2017/02/04

ぱたけ

2
エリアの価値が高まると、家賃、地価も上がって、固定資産税も高くなる。車に依拠した生活を厭わない居住者は、そのエリアから去ってしまう。スプロール化を防ぐ、もう一歩の踏み込みとして、何をすべきだろうか。2016/11/29

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