地域づくりのプラットフォーム―つながりをつくり、創発をうむ仕組みづくり

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地域づくりのプラットフォーム―つながりをつくり、創発をうむ仕組みづくり

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  • サイズ B6判/ページ数 183,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761525903
  • NDC分類 318.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

地域づくりをリードする組織とその担い手どう生み出すか? 地域・大学連携の先頭を走る慶応SFCの経営学者が世に問う実践の書

地域づくりをリードする組織と、そのマネジメントの担い手をどう育てるか? 必要なのは、さまざまな人々が集い予期しない活動や価値を生みだす創発型のコミュニケーションの場、プラットフォームである。本書ではその有り様を理論と実例から解き明かす。地域・大学連携の先頭を走る慶応SFCの経営学者が世に問う実践の書

はじめに
第1章 地域の資源化プロセス
 1 資源のプロセスとは
 2 資源化の取り組み
 3 キーワードはつながり
第2章 地域づくりとプラットフォーム
 1 プラットフォームの概念
 2 効果的なプラットフォームのモデル事例(鳳雛塾)
 3 プラットフォーム設計の基本的要素
第3章 プラットフォーム設計のポイント
 1 境界への注目
 2 効果的な境界設計の事例
 3 資源持ち寄りの事例
 4 鳳雛塾における境界設計と資源持ち寄り
第4章 地域大学連携とプラットフォーム
 1 地域と大学との連携の可能性
 2 上五島元気プロジェクト──地域の魅力の発信
 3 八女市元気プロジェクト──コミュニティFMを活用した地域づくり
 4 本山町まちかつプロジェクト──よそ者の視点とまちなか再生
 5 尾鷲市元気プロジェクト──地域主導の活動促進
 6 域学連携のポイント
第5章 次のステージにむけて
 1 地域づくりのポイント
 2 地域づくりは人づくり

付属資料(ケース教材) みやじ豚──食のブランド戦略とネットワークづくり

 ・就農までの道のり
 ・藤沢市の概況
 ・みやじ豚の特徴
 ・みやじ豚の販売モデル
 ・販売価格
 ・直販を支えたバーベキュー
 ・直販比率の向上
 ・日本の農業・養豚経営の概況
 ・「農家のこせがれネットワーク」の設立
 ・設問(案)

【著者紹介】
飯盛義徳(いさがい よしのり)/慶應義塾大学総合政策学部教授 兼 政策・メディア研究科委員。博士(経営学) 慶應義塾大学において、新事業創造やまちづくりなどに関する授業を担当。また、地域におけるビジネススクール「NPO鳳雛塾」を設立し、理事長を務める。鳳雛塾は、地域人材育成に関して、数々の賞を受賞。

内容説明

地域のさまざまな人々が集い、資源を持ち寄ることで予備もしない活動や価値が生まれる!フィールドワーク、地域・大学連携の実践、マネジメントの視点から生まれた慶應SFC発・地方創生の実践書。

目次

第1章 地域の資源化プロセス(資源化プロセスとは;資源化の取り組み;キーワードはつながり)
第2章 地域づくりとプラットフォーム(プラットフォームの概念;効果的なプラットフォームのモデル事例(鳳雛塾)
プラットフォーム設計の基本的要素)
第3章 プラットフォーム設計のポイント(境界への注目;効果的な境界設計の事例;風雛塾における境界設計と資源持ち寄り)
第4章 地域・大学連携とプラットフォーム(上五島元気プロジェクト―地域の魅力の発信;八女市元気プロジェクト―コミュニティFMを活用した地域づくり;本山まちかつプロジェクト―よそ者の視線とまちなかプロジェクト;尾鷲市元気プロジェクト―地域主導の活動促進;地域・大学連携のポイント)
第5章 次のステージにむけて(地域づくりのポイント;地域づくりは人づくり)
付属資料(ケース教材)みやじ豚―食のブランド戦略とネットワークづくり

著者等紹介

飯盛義徳[イサガイヨシノリ]
慶應義塾大学総合政策学部教授兼政策・メディア研究科委員。博士(経営学)。慶應義塾大学において、新事業創造やまちづくりなどに関する教育・研究・実践を展開。また、地域におけるビジネススクール「NPO鳳雛塾」を設立し、現在、理事長を務める。松下電器産業などを経て、1992年に慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程入学。1994年、経営学修士(MBA)取得後、飯盛教材株式会社常務取締役、佐賀大学客員助教授。2002年、慶應義塾大学大学院経営管理研究科博士課程入学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

21
地域づくり:地域の課題解決を行う具体的な活動。ゴールは住民が状況に応じて主体的に考えていくべきこと(4頁)。創発:システムの、各部分の総和とは異なる性質が現れる現象。社会的創発:社会的文脈を背景として、人々の相互作用によって、予期しないような活動や事業が生まれること(38頁)。地域づくりのポイント:信頼を形成し、多様なインセンティブを与え、継続的に協働、創発をもたらすことのできるプラットフォームを設計する、高度なマネジメント能力(156頁)。2015/08/10

motoryou

1
再読。今回は学校の「総合的な学習」のプランを念頭に入れながら。プラットフォームの役割を学校に置き換えてみると、いろんなイメージ、やれそうなこと、やってみたいことが思い浮かぶ。それと子どもたちや一緒に関わる多様な人たちの思いとをつなげ、紡ぎながらみんなで「次」に行けるプロセスのデザインを考えてみたり。1つの国語や算数の授業だって「地域づくり」のプロセスのミニ版になるんだよな、と思う。おもしろい、と思ったのは「縁側」「境界」の重要性。境目で何が起きているか、何が起こるように場をつくるか、そんな感じかな。2018/05/04

motoryou

1
「(前略)つまり、競争優位を築くことを目的にした企業とは違い、地域づくりにおいては、いかにして信頼を形成し、多様なインセンティブを与え、継続的に協働、創発をもたらすことのできるプラットフォーム設計するのか、ある意味、高度なマネジメント能力が求められるのだ。」 クラスづくり、学校づくりと同じ。クラス、学校でのコミュニティづくりの経験はそのまま社会のコミュニティづくりにつながる。だから、だからファシリテーター、マネージャーとしての立ち位置を意識し、スキルももっと学ばないと、と思う。2018/02/01

Ishida Satoshi

1
読了。地域の多様な力を引き出し、いろんな人たちが対話や交流をしていく創発型の地域づくりを高知県黒潮町のNPO、佐賀のバルーンフェスタ、高知県南国市のごめんシャモ研究会など事例を扱いつつ、地域づくりに向けた資源化、資源化を機能ささる上で人と組織をつなげるプラットフォームの設計について、慶應SFCの著者が経営の視点から考える。付属資料の豚肉ブランド化戦略が興味深かった。地域づくりには時間がかかりますが、徹底して議論を交わし、何か行動を始めるためのサイクルを考えていく上でヒントがあるように思えます。地域の最も大

Yuichi Masui

1
どうしてまちづくりに成功する地域もあればそうでない地域もあるのか?リーダーなどの個人のふるまいよりも団体やチームのあり方にヒントがあるような気がしています。だから、まちづくりも人が集まって組織的に行っている以上経営学の知見は非常に有用だと思う。本書は飯盛先生が主に佐賀県で行っている様々な活動を経営学的な知見を用いて分析したものだ。主に扱われているプラットフォームという考え方はまちづくり団体を分析するのに役に立つフレームワークだと感じた。特にプラットフォームにおける大学の役割はとても示唆に富んでいる。2015/08/19

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