出版社内容情報
難解な条文の中から仕事に必要な最低限の知識をわかりやすく図解。法令の手引き書、一級建築士試験のための入門書としても最適。
建築を仕事にするなら避けては通れない建築基準法。難解な条文の中から、仕事に必要な最低限の知識を、読みやすい文章と多数の写真・図版でわかりやすく解説。重要ポイントや関連する条文、重要語句が一目でわかるようにシンプルに色分けされているので、法令を読む手引きとして、一級建築士試験のための入門書として最適。
まえがき
第1章 総則――確認申請及び各種申請・届等
01 建築基準法の概要
02 用語の定義
03 面積・高さ等の算定
04 建築確認申請
05 中間検査・完了検査
06 特定行政庁の許可等
第2章 集団規定――まちの形に関するルール
１．建物を建てる場所に関する規定
07 建築物と道路
08 用途地域制限
２．建物の形態を制限する規定
09 容積率
10 建ぺい率
11 高さの制限
12 防火地域・準防火地域
３．まちづくりのための規定
13 総合設計制度
14 都市計画による容積率の特例
15 高度地区・高度利用地区
16 特定街区
17 地区計画
18 建築協定
19 複数建築物に関する特例
コラム 集団規定
第3章 単体規定――個々の建築物に関するルール
１．良好な住環境を確保するための規定――居室等の規定
20 敷地と構造の制限
21 居室の採光
22 居室等の換気
23 天井高さ、床高さ
24 階段の寸法等
25 界壁の遮音
26 石綿・シックハウス
２．火災等の災害に強い建物をつくるための規定――防火・避難規定
27 防火材料
28 防火設備等
29 耐火構造・耐火建築物
30 特殊建築物の耐火規制
31 防火区画
32 防火壁等の防火措置
33 内装制限
34 廊下の幅
35 直通階段の設置
36 2以上の直通階段の設置
37 避難階段・特別避難階段
38 各種出口・屋上広場等
39 敷地内避難通路等
40 排煙設備
41 非常用の照明装置
42 非常用の進入口
43 非常用エレベーター
３．建築設備に関する規定――設備規定
44 便所と浄化槽
45 給排水・ガス・避雷設備
46 昇降機設備
４．地震等に強い建築物をつくるための規定――構造強度規定
47 構造強度
48 木造
49 組積造
50 補強コンクリートブロック造
51 鉄骨造
52 RC造・SRC造
コラム 単体規定
第4章 建築基準法のその他の規定＋建築関連法規
53 工事現場の安全
54 仮設建築物・簡易な構造の建築物・工作物への準用
55 既存不適格建築物に関する規定
コラム 2014年法改正について
56 建築士法
57 建設業法
索引
【著者紹介】
小嶋 和平 著／1947年生まれ。1970年大阪工業大学建築学科卒業。1970?2008年守口市に奉職、都市整備部長で退職。現在、三洋ホームズ株式会社顧問。守口市建築審査会委員、大阪府建築士会理事、大阪工業大学建築学科非常勤講師、一級建築士、建築主事、インテリアプランナー。著書に『図解テキスト二級建築士 学科２ 建築法規』『図解・建築法規』（学芸出版社）がある。
