なぜイタリアの村は美しく元気なのか―市民のスロー志向に応えた農村の選択

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なぜイタリアの村は美しく元気なのか―市民のスロー志向に応えた農村の選択

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784761525361
  • NDC分類 689.237
  • Cコード C0052

内容説明

農村観光・有機農業成功には理由がある。市民の生活や嗜好、産業や政策の大きな変化、そして農村自身の激変。一見バラバラに起こったように見える様ざまな動きを、地域がいかに受け止め、再生の物語を紡ぎ上げたか。その秘密を解く。

目次

第1部 成功のきっかけとなった四つの動き(農村観光の普及をめざしたアグリツーリスト協会の誕生;ローマ市民による反マクドナルドデモとスローフード;スローライフ志向に応えた地方都市のスローシティ運動;オルチャ渓谷の住民による世界遺産の登録)
第2部 村が受け止めた三つの変化(量から質へのEU農業政策の転換;マスツーリズムからゆったりを求める大人の観光へ;中央からの自立と村づくりの主役の多様化)

著者等紹介

宗田好史[ムネタヨシフミ]
1956年浜松市生まれ。法政大学工学部建築学科、同大学院を経て、イタリア・ピサ大学・ローマ大学大学院にて都市・地域計画学を専攻、歴史都市再生政策の研究で工学博士(京都大学)。国際連合地域開発センターを経て、1993年より京都府立大学准教授、2012年より同教授。国際記念物遺産会議(ICOMOS)国内委員会理事、京都府農業会議専門委員、京都市景観まちづくりセンター理事、(特)京町家再生研究会副理事長などを併任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ろべると

10
イタリアの都市部の人口は増えず、地方の小さな農村が増えているという。トスカーナをはじめ、アグリツーリズムが増えて、地元の美食や美しい風景、農業体験などに都会人が押し寄せ、やがて移住するのだ。有名観光地でなくても、美しく維持された景観と地元の温かいもてなしが価値を呼んでいる。キーワードはスローライフである。地元の守旧的な農民でなく移住した人々によって、新しい農村の価値が生まれている。実に素晴らしい。著者はいずれ日本もそうなると言うが、規制と欲得にまみれ、都心の大規模開発が進む現状からは、とても考えられない。2023/09/05

壱萬弐仟縁

3
フランスに範をとってイタリアのシモーネの地域主導で観光客を招いて活性化させる(38ページ)。伊那市の西箕輪方面は舞台になりやすいと思う。温泉も近くにあるので、農家民宿をしやすいのではないかと卑近な例では思った。「エノガストロノミー観光」とは農産物(ワインと料理)で観光客を引き付けるタイプ(66、232ページ上段)。塩尻市が適切。ニッチ市場で生き残りたい中山間地域の観光にも示唆するところが大きい。飯田市のカムバック・サーモン政策は、Uターン者との二都居住の新しいライフスタイル(102ページ)。ここでも飯田。2013/02/01

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