内容説明
子どもたちの笑い声、近隣の住民の井戸端会議、園芸作業をする高齢者の生き生きとした表情…自治体が抱える放置遊休空地を、市民と福祉・環境NPOの手で地域交流・環境創造のステージに変えよう。
目次
序章 コミュニティガーデン“10の魅力”
第1章 アメリカのコミュニティガーデン
第2章 コミュニティガーデンの意義と歴史
第3章 わが国における可能性
第4章 コミュニティガーデン実践のためのプロセス
第5章 広がるコミュニティガーデン
第6章 コミュニティガーデン・ネットワークへの期待
著者等紹介
越川秀治[コシカワシュウジ]
コミュニティアーキテクト/緑園工房アトリエ土里夢代表、同左地球人倶楽部主宰。1958年横浜市出身、ニューヨーク大学公共政策大学院・都市計画学修士課程修了、ケンシントン大学大学院・環境科学研究科博士課程修了。専門分野は地球景観学・緑地環境計画論。都市計画・建築・造園分野から、さらには福祉・医療・教育分野にわたり技術コンサルタントとして都市緑化を推進している。主にバリアフリーに関する緑地環境計画・景観設計から市民参加型の緑のまちづくりまで幅広く携わる傍ら、執筆活動や講演活動、若手デザイナーの育成等にも力を注いでいる。近年は国内外のコミュニティガーデンに関する研究や老人ホーム、障害者施設の屋上緑化を含むランドスケープ設計、自宅のアトリエ&ガーデンを開放しての子供や外国人に向けたコミュニティアート教室などを中心に活動している。1994年・第11回全国都市緑化きょうとフェア第1回コンテストの設計部門で「最優秀建設大臣賞」受賞。1995年・第12回全国都市緑化ちばフェア第2回コンテストの設計部門で「都市緑化技術優秀賞」「(財)都市緑化技術開発機構理事長賞」「特別審査委員賞」受賞
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