ポスト・モータリゼーション―21世紀の都市と交通戦略

ポスト・モータリゼーション―21世紀の都市と交通戦略

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784761522766
  • NDC分類 685
  • Cコード C0052

内容説明

都市を、自動車はどう変えたのか?どう変えるのか?共存する術は?魅力ある「まち」の再生に向けて、都市構造・流通・商業・観光・地球環境・高齢社会・情報など多角的側面から検証する。

目次

第1部 モータリゼーションと都市生活の変貌(モータリゼーションの進展と行き詰まり;都市圏構造の変容と交通行動の特徴;ロードサイドビジネスの発展とその背景;宅配便が変えた物流;都市型観光とまちづくり)
第2部 ポスト・モータリゼーションに向けて(地球環境問題の突破口;高齢化社会と交通需要の変化;時代はモバイルへ―変わる交通・流通・通信;豊かな都市空間の創造をめざして―ポスト・モータリゼーション期の都市と交通)

著者等紹介

北村隆一[キタムラリュウイチ]
1949年大阪府生まれ。1972年京都大学工学部土木工学科卒業。1974年同修士課程修了。1978年ミシガン大学にてPhD取得。1978年カリフォルニア大学デイヴィス校土木工学科助教授から、同準教授、教授を経て、1993年より京都大学工学部教授、現在京都大学大学院工学研究科教授。交通行動分析、需要予測の分野で先駆的研究を積み重ねる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bungorai

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交通戦略を主に自動車を排除する、あるいはルート誘導をすると言った視点で捉えた書籍。モータリゼーションにより都市の密度が減少し、スプロール現象が起こると言った巨し的な視点で描かれており、都市の復活のための自動車整理を訴える。しかし自動車を使う人にはミクロな視点での批判が必要といえ、また心理学、社会学的背景が無視されておりその部分で自動車の問題に寄与するかというとうなづけない。しかし内容は面白く、また図が充実しているため目にも楽しく、わかりやすい書籍であると言える。2012/12/26

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