内容説明
いつも木があった。柱や床材、公園の木、いったいどれくらい、木の名前を言い当てることができるだろうか。暮らしとともにあった木の本来の姿を知り、もっと身近に木を感じよう。
目次
白砂青松―日本の風景(マツ)
広葉樹銘木の王座(ケヤキ)
古くから日本人が愛した花(サクラ)
日本固有のすくすく上に伸びる木(スギ)
守られる天然林(ブナ)
社寺建築に不可欠な優良材(ヒノキ)
ヨーロッパで崇拝されるオーク(ナラ)
明日はヒノキに(ヒバ)
菅原道真ゆかりの木(ウメ)
花言葉は「愛の復活」の化石植物(イチョウ)〔ほか〕
著者等紹介
上村武[ウエムラタケシ]
1941年九州大学農学部卒業。1941年九州大学農学部木材理学教室副手。1946年林業試験場木材部勤務。1963年林業試験場木材部長。1974年林業試験場(現森林総合研究所)場長。1978年(財)日本住宅・木材技術センター理事長。この間、日本木材学会会長、日本学術会議会員、木造建築研究フォラム副会長。現在、(財)日本住宅・木材技術センター顧問
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