福祉と住宅をつなぐ―課題先進都市・大牟田市職員の実践

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福祉と住宅をつなぐ―課題先進都市・大牟田市職員の実践

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  • サイズ 46判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761513757
  • NDC分類 365.31
  • Cコード C0052

内容説明

超高齢社会、人口減少、生活困窮。自治体はどう立ち向かえば良いのか?住宅・福祉部局の壁をこえた実践に学ぶ。

目次

第1章 自宅で住み続けられるために―バリアフリー住宅施策の推進
第2章 市営住宅を使い尽くせ―団地を活用した地域の福祉拠点づくり
第3章 24時間365日の安心環境の実現―地域密着型サービスの推進
第4章 多様な住民のために手を尽くせ―市営住宅と居住支援
第5章 空き家を居住支援に活かす―官民協働による居住支援協議会
第6章 住宅・福祉部局の連携で2040年を乗り越える
第7章 自治現職員が変われば地域が変わる

著者等紹介

牧嶋誠吾[マキシマセイゴ]
1992年、民間企業を経て、大牟田市役所入庁(建築住宅課に配属)。公共施設の営繕工事や市営住宅(公営・改良)の建替事業に加え、地域住宅政策の推進に携わる。2006年、高齢者の生活を知りたいと思い異動希望を出し、保健福祉部長寿社会推進課企画育成担当主査として配属される。地域密着型サービスの整備、実地指導、第4期介護保険事業計画の策定に携わる。2010年、地域包括支援センターに課内異動。地域包括ケアシステムの構築に取り組む一方、高齢者の生活支援や多重人格障がい者等の虐待ケースに対応する。2011年、建築住宅課に課長として着任。空き家対策(住宅政策)と生活困窮世帯の生活支援を目的に、住宅と福祉の多職種連携による大牟田市居住支援協議会を設立。また市営住宅の指定管理者制度を導入するとともに、市営住宅のコミュニティ活性化に取り組む。2017年、大牟田市立病院地域医療連携室次長兼総務課参事。2021年3月、退職。2021年、一級建築士事務所居住福祉空間研究所設立。大牟田市居住支援協議会事務局長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アキ

111
「福祉と建築は切っても切り離せない関係である」建築屋であった著者が、福祉・介護を知るにつれ、福祉施策と住宅施策が連携していくことが大事であることに気づき、住民を巻き込んで大牟田市の行政を変えていく様に希望を感じる。「福祉」とは「暮らし」であり、「施設」が解決法ではない。介護はある日突然やってくる。介護が必要になっても、認知症になっても、住み慣れた地域やわが家に住み続けるために住民の意識だけでなく、建築や行政が大事だと著者の30年の活動から知ることができた。この経験を、是非わが街にも活かしていきたい。2022/05/17

けんとまん1007

45
目から鱗の連続。広く考えると、ハードとソフトの在り方。まさに、この国に欠けている視点。ハード(箱物)に拘り、時間軸を無視してきたのが、今の状況。あらゆる所で劣化が進んでいる。空き家・空地をどう、暮らしの中に織り込んでいくのか。それは、自然と福祉という視点につながっていく。おしまいの方で書かれていた、公務員に必要な4つの視点は、公務員に限らないと思う。その中でも、「つなぐ視点」が一番、こころに響く。あとは、前例に囚われない視点だ。2022/06/25

kei-zu

20
著者は民間企業を経て大牟田市役所に勤務し、現在は独立して建築士として活躍する。 本書は、福祉部門と住宅管理部門の連携の充実を説くが、興味深いのは、具体的な実務に携わった著者が技術職である点です。市役所職員としての活躍ぶりも楽しく読める。 公営住宅の建替えに伴う福祉施設との連携、空き家対策における民生委員の方々の協力など総合行政主体としての役所の役割を改めて思う。2022/06/15

すのす

3
業務分野本として読了。地域包括ケアでは住宅分野との連携は得てして全然うまくいかないが、大牟田市での奮闘が描かれている。福祉マインドが分かる建築技師がいて、かつその人にやる気と行動力があればこうなるだろうなという感想。これは、挫折したり悩んだりと紆余曲折はあるものの、とてもうまく進んでいるほぼ理想の形。現実として、職員のマインドはそうそう容易には変わらない。政策としての問題解決とは別の、また難しい問題。2022/07/13

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