つながるカフェ―コミュニティの“場”をつくる方法

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つながるカフェ―コミュニティの“場”をつくる方法

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  • サイズ B6判/ページ数 181p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761513610
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0036

出版社内容情報

事例で読み解く、人が成長する「場」、他者とつながる「場」、創発を生む「場」としてのカフェを成立させるための機微と方法論。コミュニティカフェを開けば、イベントで人を集めれば、「場づくり」になるのか? 人が出会い、つながる「場」は、どのように立ち上がるのか? 著者自身が手掛け、また訪ねた豊富な事例をもとに考える、「人が成長する場」、「他者とつながる場」、「創発を生む場」としての「カフェ」を成立させるための機微と方法論。

はじめに

■1 カフェにおける“場づくり”とは?
1 失われつつある“場”
2 人が集まれば“場”はできるのか?
3 人が出会うときの機微

■2 成長する場所としてのカフェ
1 不良中年とつながった場 ──どさんこ大将
2 僕の人生を変えた場 ──RINO’S POINT
3 社会への入口としてのカフェ ──永井宏さんのこと
4 不思議に人がつながっていく場 ──Common Bar SINGLES
5 試し打ちのための場 ──common cafe

■3 他者とつながる場としてのカフェ
1 “まちづくり”と“まちあそび”──慈憲一さんの実践
2 子どもたちでつながる場 ──r3(アールサン)
3 場の文化を育む場 ──芝の家
4 教わるのではなく、学ぶ場 ──三田の家
5 アートによる包摂の場 ──ココルーム
6 共有空間の獲得 ──小山田徹さんの取り組み
7 国籍を超えて出会う場 ──comm cafe(コムカフェ)
8 地域の問題を自分たちで解決する場 ──おしゃべりサロン
9 戻ってくることのできる場 ──淡路屋
10 ホームからアウェーへ

■4 創発が起こる場としてのカフェ
1 扇町Talkin’About(トーキン・アバウト)
2 扇町クリエイティブカレッジ(OCC!)
3 開かれた場が閉じる時
4 伝説としてのカフェ
5 場に求めるのは楽しさか、意味か?
6 博覧強記という道
7 公論形成の場としてのサロン
8 ファシリテーションの手法
9 創発のための場とは
10 いかなる個人より全員のほうが賢い

おわりに


山納 洋[ヤマノウ ヒロシ]
山納 洋(やまのう ひろし)/1993年大阪ガス入社。神戸アートビレッジセンター、扇町ミュージアムスクエア、メビック扇町、大阪21世紀協会での企画・プロデュース業務を歴任。2010年より大阪ガス近畿圏部において地域活性化、社会貢献事業に関わる。一方でカフェ空間のシェア活動「common cafe」「六甲山カフェ」、トークサロン企画「Talkin'About」、まち観察企画「Walkin'About」などをプロデュースしている。著書に『common caf?』(西日本出版社、2007年)、『カフェという場のつくり方』(学芸出版社、2012年)がある。

内容説明

コミュニティカフェを開けば、イベントで人を集めれば、「場づくり」になるのか?人が出会い、つながる「場」は、どのように立ち上がるのか?著者自身が手掛け、また訪ねた豊富な事例をもとに考える、「人が成長する場」、「他者とつながる場」、「創発を生む場」としての「カフェ」を成立させるための機微と方法論。

目次

1 カフェにおける“場づくり”とは?(失われつつある“場”;人が集まれば“場”はできるのか? ほか)
2 成長する場所としてのカフェ(不良中年とつながった場―どさんこ大将;僕の人生を変えた場―RINO POINT ほか)
3 他者とつながる場としてのカフェ(“まちづくり”と“まちあそび”―慈憲一さんの実践;子どもたちでつながる場―r3(アールサン) ほか)
4 創発が起こる場としてのカフェ(扇町Talkin’About(トーキン・アバウト)
扇町クリエイティブカレッジ!(OCC!) ほか)

著者等紹介

山納洋[ヤマノウヒロシ]
1993年大阪ガス(株)入社。神戸アートビレッジセンター、扇町ミュージアムスクエア、メビック扇町、大阪21世紀協会での企画・プロデュース業務を歴任。2010年より大阪ガス近畿圏部において地域活性化、社会貢献事業に関わる。一方でカフェ空間のシェア活動「common cafe」「六甲山カフェ」、トークサロン企画「Talkin’About」、まち観察企画「Walkin’About」などをプロデュースしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いちろく

36
オフ会やイベントを開催する為のHOWTO本の中でも、参考になる!と思えた一冊でした。実体験に基づいた内容の数々が魅力的。本書の中で記載された村上春樹さんの作品の読書会を例にあげた指摘は、納得がいくモノで面白かったです。正解不正解はないけれど、継続していく事の難しさと面白さを改めて実感した一冊でもありました。2016/08/08

七村夏子

15
人と人が繋がる場をつくるのは、その場の「時」を止められないこと、それが大変だと思う。一時は沢山の人が集まっていても、少し時が経てば会話の噛み合わせが悪くなり、居心地の良い場ではなくなってしまうことがある。生活を繰り返していけば次の目的が生まれ、今の場所が物足りなくなり新しい場所を探していく。誰かが離れていった場はまた新しい誰かを待つ。人の集う場は呼吸と同じで循環し続けないといけない。そして呼吸の上手くいっている場でないとコミュニケーションも上手くいかない。人が集まる場の法則について、もっと知りたい。2016/07/31

夏紀

10
_φ(・_・場づくりについて、イサム・ノグチ、マスター、2018/10/26

放蕩長男

8
カフェって、コーヒー飲みながら仕事したり本を読んだり、休憩するための場所、という認識でしたが、世の中にはサロンとしての側面が強いカフェもあるものなのですね。店主がお客さん同士を引き合わせるコネクターの役割を果たす、というのは、余り考えたことがありませんでした。2017/09/21

charuko

4
コミュニケーションのためのカフェの場づくりの流儀を、事例を取り上げて、考えていく。日替わりカフェ経営だけでなく、趣味にまつわる情報交換から、まちづくりの基礎となる議論、知の創発を起こす学びまで、様々な場づくりの試みを続けてきた著者。問題提起→検証の積み重ねで、コミュニティカフェに対する新しい見方も切り拓かれている。2016/06/30

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