出版社内容情報
事例で読み解く、人が成長する「場」、他者とつながる「場」、創発を生む「場」としてのカフェを成立させるための機微と方法論。コミュニティカフェを開けば、イベントで人を集めれば、「場づくり」になるのか? 人が出会い、つながる「場」は、どのように立ち上がるのか? 著者自身が手掛け、また訪ねた豊富な事例をもとに考える、「人が成長する場」、「他者とつながる場」、「創発を生む場」としての「カフェ」を成立させるための機微と方法論。
はじめに
■1 カフェにおける“場づくり”とは?
1 失われつつある“場”
2 人が集まれば“場”はできるのか?
3 人が出会うときの機微
■2 成長する場所としてのカフェ
1 不良中年とつながった場 ──どさんこ大将
2 僕の人生を変えた場 ──RINO’S POINT
3 社会への入口としてのカフェ ──永井宏さんのこと
4 不思議に人がつながっていく場 ──Common Bar SINGLES
5 試し打ちのための場 ──common cafe
■3 他者とつながる場としてのカフェ
1 “まちづくり”と“まちあそび”──慈憲一さんの実践
2 子どもたちでつながる場 ──r3(アールサン)
3 場の文化を育む場 ──芝の家
4 教わるのではなく、学ぶ場 ──三田の家
5 アートによる包摂の場 ──ココルーム
6 共有空間の獲得 ──小山田徹さんの取り組み
7 国籍を超えて出会う場 ──comm cafe(コムカフェ)
8 地域の問題を自分たちで解決する場 ──おしゃべりサロン
9 戻ってくることのできる場 ──淡路屋
10 ホームからアウェーへ
■4 創発が起こる場としてのカフェ
1 扇町Talkin’About(トーキン・アバウト)
2 扇町クリエイティブカレッジ(OCC!)
3 開かれた場が閉じる時
4 伝説としてのカフェ
5 場に求めるのは楽しさか、意味か?
6 博覧強記という道
7 公論形成の場としてのサロン
8 ファシリテーションの手法
9 創発のための場とは
10 いかなる個人より全員のほうが賢い
おわりに
山納 洋[ヤマノウ ヒロシ]
山納 洋(やまのう ひろし)/1993年大阪ガス入社。神戸アートビレッジセンター、扇町ミュージアムスクエア、メビック扇町、大阪21世紀協会での企画・プロデュース業務を歴任。2010年より大阪ガス近畿圏部において地域活性化、社会貢献事業に関わる。一方でカフェ空間のシェア活動「common cafe」「六甲山カフェ」、トークサロン企画「Talkin'About」、まち観察企画「Walkin'About」などをプロデュースしている。著書に『common caf?』(西日本出版社、2007年)、『カフェという場のつくり方』(学芸出版社、2012年)がある。
内容説明
コミュニティカフェを開けば、イベントで人を集めれば、「場づくり」になるのか?人が出会い、つながる「場」は、どのように立ち上がるのか?著者自身が手掛け、また訪ねた豊富な事例をもとに考える、「人が成長する場」、「他者とつながる場」、「創発を生む場」としての「カフェ」を成立させるための機微と方法論。
目次
1 カフェにおける“場づくり”とは?(失われつつある“場”;人が集まれば“場”はできるのか? ほか)
2 成長する場所としてのカフェ(不良中年とつながった場―どさんこ大将;僕の人生を変えた場―RINO POINT ほか)
3 他者とつながる場としてのカフェ(“まちづくり”と“まちあそび”―慈憲一さんの実践;子どもたちでつながる場―r3(アールサン) ほか)
4 創発が起こる場としてのカフェ(扇町Talkin’About(トーキン・アバウト)
扇町クリエイティブカレッジ!(OCC!) ほか)
著者等紹介
山納洋[ヤマノウヒロシ]
1993年大阪ガス(株)入社。神戸アートビレッジセンター、扇町ミュージアムスクエア、メビック扇町、大阪21世紀協会での企画・プロデュース業務を歴任。2010年より大阪ガス近畿圏部において地域活性化、社会貢献事業に関わる。一方でカフェ空間のシェア活動「common cafe」「六甲山カフェ」、トークサロン企画「Talkin’About」、まち観察企画「Walkin’About」などをプロデュースしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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