PUBLIC DESIGN新しい公共空間のつくりかた

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761513481
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C0052

出版社内容情報

パブリックスペースを変革する地域経営、教育、プロジェクトデザイン、金融、シェア、政治の実践者6人に馬場正尊がインタビュー。

パブリックスペースを変革する、地域経営、教育、プロジェクトデザイン、金融、シェア、政治の実践者6人に馬場正尊がインタビュー。マネジメント/オペレーション/プロモーション/コンセンサス/プランニング/マネタイズから見えた、新しい資本主義が向かう所有と共有の間、それを形にするパブリックデザインの方法論。

新しいパブリックをデザインするために。
馬場正尊

この本の目的と読み方/公共空間から考える新しい社会システム/パブリックスペースを動かす新しいアプリケーション/新しい資本主義のかたち

Chapter 01 行政に頼らず、まちを経営する
木下斉

従来の商店街から逸脱した早稲田商店会/企画立案者がプロジェクトを主導するのが常識だった/商店街ネットワークの猛烈な失敗から学んだこと/必要なものは自分でつくる社会/不動産オーナーが立ち上がり投資するまちの再生事業/まちづくりとはマネジメントである/完全民間型まちづくり会社、熊本城東マネジメント株式会社/日本に必要なまちづくり会社とは金融機能を持った事業会社/効率的な公共のあり方を民間が追求する/組織は小さく、決定はシンプルに/制度でなく、事業で解決する/実践から生まれる体系化

Chapter 02 子どももまちも豊かにする保育園
松本理寿輝

子どもの見方が変わった出会い/保育園の現状に頭でっかちな疑問を抱く/レッジョ・エミリアとの出会い/社会を知るための就職、経営を学ぶための起業/偶然か、必然か、出会いでプロジェクトが動きだす/いかに安心安全に保育園をまちに開くか/なぜ保育園に新規参入できないのか/少しずつ事例をつくって、状況を変えていきたい/境界を取り払い、コミットできるしくみをつくる/地域の人たちの日常とつながる仕掛け/新しい社会モデルを自然体でつくれる世代

Chapter 03 新しい関係性をつくるプロジェクトデザイン
古田秘馬

パブリックデザインとは、共通価値をつくること/共通の価値の生みだし方/身近な関係を変えることから革命は始まる/新しい関係性を生みだすOSになる/コミュニティという細分化されたパブリック/複合的な思考で組み立てる/「プロジェクトデザイナー」という仕事

Chapter 04 気持ちを投資する21世紀の資本主義
小松真実

音楽の世界から金融の世界へ/50万円で起業/音楽の目利き力をファンドづくりにいかす/インディペンデントなものづくりを支えたい/生産者と消費者の新しい関係をつくる/本気の人のファンドしかつくらない/半分寄付、半分投資という被災地支援/なぜ銀行にできない支援ができるのか/ファンドという新しい社会参画のしくみ

Chapter 05 自由に形を変えるクリエイティブファーム
田中陽明

クリエイターをサポートするしくみをつくりたい/co-labはどのように始まったのか/六本木のコミューン時代/フォーマット化された三番町時代/企業によって変わるコラボレーションの形/なぜ、企業はco-labと組むのか/ファシリテーションとディレクション/co-labというコミュニティ/パブリック化されたプラットフォームのつくり方/スイミーみたいに社会と併走したい

Chapter 06 行政は最大のサービス産業である
樋渡啓祐

多様な人々の中にいる快感/利用者にとって快適な空間をイメージする/居心地のよい空間とは/コミットできるチームづくり/結果が美しいものは、プロセスも美しい/スピードが大事/ゴールは広くとり、決して後戻りはしない/小さな部分の積み重ねで全体を変えていく/行政こそ最大のサービス産業

おわりに

【著者紹介】
馬場正尊/建築家/Open A代表/東京R不動産ディレクター。 1968年生まれ。早稲田大学大学院建築学科修了後、博報堂入社。早稲田大学大学院博士課程へ復学、雑誌『A』編集長を務める。2003年建築設計事務所Open Aを設立し、建築設計、都市計画まで幅広く手がけ、ウェブサイト「東京R不動産」を共同運営する。近作に「佐賀市柳町歴史地区再生」「道頓堀角座」「観月橋団地再生計画」など。近著に『RePUBLIC 公共空間のリノベーション』(学芸出版社)など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデミン@もも

33
大学の図書館。生涯学習。金融から保育まで、すごく参考になった。馬場正尊さんの他の本をチェック。2017/12/16

壱萬弐仟縁

17
最近知り得た、木下斉氏の地域経営談義が目を引く(Ch.01)。氏の経験からすると、まちづくりとは、不動産価値の向上という(24頁)。私はソフト面の組織や制度の重要性を思うが、資金面やハードも重要なことは言うまでもない。まちづくりとはマネジメントである(29頁~)。これは御意。 氏の認識は、お金は構造ということ(39頁)。マネジメント:責任ある数名が迅速決定、成果への合理的選択、結果責任を負う(43頁)。他、武雄市の図書館は空間を味わいにやってくる市民で有名だ(190頁)。 2015/06/28

月雪 花那

3
課題の参考になりました。2019/11/30

しん・かんかん

3
R不動産の馬場正尊が行政に依存しない新しい公共に取組む人々と対談(あ、樋渡は行政か)。キーワードは6。マネジメント、オペレーション、コンセンサス、プランニング、マネタライズ(収益化)、プロモーション。当たり前っちゃ当たり前だが、マネタライズが新鮮だ。考えればこの国は資本主義。資本主義っちゃピュリタニズム。著者は資本主義再構築のヒントを探る。対談相手は、木下斉、松本理寿輝、吉田秘馬、小松真実、田中陽明、樋渡啓祐。皆著者より年下。しかもこの順番が若い順。馬場より年上の僕はどこまで現実を受け入れられるか。2015/06/04

Moloko

2
本書で言う「Public Design」を実践しているとされる6人との対談を載せたもの。ここでのデザインは具体的なモノやアイデアやシステムを作りあげるというもので、マネジメントや収益化や合意形成等々の民間やNPOらしい手法をその6人が自分達なりの使い方で公的な価値や空間に関係した事業を行っていることを紹介している。事例集なので理論形成が目的ではないのは承知だし、持続的な経営ができるNPOや公益的な企業が重要だと思うが、その手法がどこまで通じるかの分析がないと公的なものはそれらでいかようにも出来そうに読める2017/08/24

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