出版社内容情報
人のために何かしたい、地域を良くしていきたい…、そんな思いの実現に向け、働き方をどう変えていけばよいのか? いい仕事とは何か、求められる働き方や能力、意識改革と発想転換、政策実現の手法や対住民関係の構築など、具体的なエピソードを交えることで共感を呼び覚まし、現状打破から行動へと向かうヒントを示した。
第1章 なぜいま「自治体職員の働き方」改革なのか?
1 「いい仕事」と「こなす仕事」:仕事を通じた「自己実現」
2 「大変」な時代の自治体職員の働き方?否応なしに迫られる見直し
3 内発的かつ前向きに!
第2章 求められる「自治体職員の働き方」
1 求められない働き方の諸特徴
2 求められる働き方:「公務員としての存在意義」を発揮する
3 もう一つの「求められる働き方」:いくつもの『働く』を実現できる働き方
第3章 意識改革と発想転換
1 働き方を見直すために
2 余力を創り出すために
3 一歩を踏み出すために
4 燃え尽きないために
第4章 求められる能力
1 問題発見能力
2 政策形成能力
第5章 提案実現のために求められるもの
1 行政内部での合意形成手法
2 「限界質量の理論」とそこから得られる知見
3 「できない理由」という「壁」を乗り越える方策
第6章 対住民関係の再構築
1 対住民関係の再構築のための諸方策
2 自治基本条例による構造変革
第7章 公務員バッシングと強まる「政治」の流れの中で
1 公務員バッシングの受けとめ方
2 「政治」と「自治体職員の役割の重さ」
(仮もくじ:20140616現在)
【著者紹介】
嶋田暁文/九州大学大学院法学研究院准教授。専門は、行政学、地方自治論。共著に、『政策実施』(ミネルヴァ書房、2010)『現代日本の地方自治』(敬文堂、2006)など。1973年、島根県安来市生まれ。中央大学大学院法学研究科出身、地方自治総合研究所研究員などを経て、2004年4月より九州大学助教授に赴任。
内容説明
「いい仕事」って何だろう?人々を幸せにしたり、地域を良くしたり…自分自身を幸せにしたり…現状打破から行動へと向かうヒント満載。
目次
序章 なぜ、いま、働き方改革なのか?
第1章 「自治体職員の働き方」を問い直す
第2章 「求められる働き方」の探求
第3章 意識改革と発想転換
第4章 求められる能力
第5章 提案実現のために求められるもの
第6章 住民―行政関係の再構築
第7章 自治体職員の仕事のおもしろさ、大切さ、可能性
著者等紹介
嶋田暁文[シマダアキフミ]
1973年、島根県安来市生まれ。九州大学大学院法学研究院准教授。専門は、行政学、地方自治論。中央大学法学部卒業後、2002年3月に中央大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。地方自治総合研究所非常任研究員、日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、2004年4月に九州大学に助教授として赴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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