感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
4
特集が魅力的な文化資源の玉稿揃いで借りた。折目がついてないので誰も読んでないのか・・・。文化資源とは地域文化遺産でマネジメントによって喪失を防止する(6ページ)。文化経営の時代という認識。リスト、カルテ、データベース化して文化資源の見える化が提起されている(11ページ)。棚田、段々畑、宇治田原の柿屋、大根干し、寒天といった農山村独自の文化的景観も生業あってこそ。池ノ上論稿も指摘しているように、生業の喪失が文化資源の枯渇をもたらしてしまいかねない。観光コンテンツの喪失になる。そうならないためのマネジメント。2013/02/20