コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる

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コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761512866
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C0052

出版社内容情報

新しくモノを作るよりも「使われ方」を考えること。全国で使い手のつながり、コミュニテイのデザインを切り拓いた著者の全仕事。山崎亮 初の単著 デビュー作にして定本

新しくモノを作るよりも「使われ方」を考えること。
全国で使い手のつながり、コミュニテイのデザインを切り拓いた著者の全仕事。

当初は公園など公共空間のデザインに関わっていた著者が、新しくモノを作るよりも「使われ方」を考えることの大切さに気づき、使う人達のつながり=コミュニティのデザインを切り拓き始めた。
公園で、デパートで、離島地域で、全国を駆け巡り社会の課題を解決する、しくみづくりの達人が、その仕事の全貌を初めて書き下ろす。

[目次]

Part1
「つくらない」デザインとの出会い
1 公園を「つくらない」  有馬富士公園(兵庫 1999?2007)
2 ひとりでデザインしない  あそびの王国(兵庫 2001?2004)
3 つくるしくみをつくる  ユニセフパークプロジェクト(兵庫 2001?2007)

Part2
つくるのをやめると、人が見えてきた
1 まちににじみ出る都市生活  堺市環濠地区でのフィールドワーク(大阪 2001?2004)
2 まちは使われている  ランドスケープエクスプローラー(大阪 2003?2006)
3 プログラムから風景をデザインする  千里リハビリテーション病院(大阪 2006?2007)

Part3
コミュニティデザイン―人と人をつなげる仕事
1 ひとりから始まるまちづくり いえしまプロジェクト(兵庫 2002?)
2 1人でできること、10人でできること、100人でできること、1000人でできること 海士町総合振興計画(島根 2007?)
3 こどもが大人の本気を引き出す  笠岡諸島子ども総合振興計画(岡山 2009?)

Part4
まだまだ状況は好転させられる
1 ダム建設とコミュニティデザイン  余野川ダムプロジェクト(大阪 2007?2009)
2 高層マンション建設とコミュニティデザイン マンション建設プロジェクト(2010)

Part5
モノやお金に価値を見出せない時代に何を求めるのか
1 使う人自身がつくる公園  泉佐野丘陵緑地(大阪 2007?)
2 まちにとってなくてはならないデパート マルヤガーデンズ(鹿児島 2010?)
3 新しい祭  水都大阪2009と土祭(大阪・栃木 2009)

Part6
ソーシャルデザイン―コミュニティの力が課題を解決する
1 森林問題に取り組むデザイン  穂積製材所プロジェクト(三重 2007?)
2 社会の課題に取り組むデザイン  +designプロジェクト(2008?)

Part1
「つくらない」デザインとの出会い
1 公園を「つくらない」  有馬富士公園(兵庫 1999?2007)
2 ひとりでデザインしない  あそびの王国(兵庫 2001?2004)
3 つくるしくみをつくる  ユニセフパークプロジェクト(兵庫 2001?2007)

Part2
つくるのをやめると、人が見えてきた
1 まちににじみ出る都市生活  堺市環濠地区でのフィールドワーク(大阪 2001?2004)
2 まちは使われている  ランドスケープエクスプローラー(大阪 2003?2006)
3 プログラムから風景をデザインする  千里リハビリテーション病院(大阪 2006?2007)

Part3
コミュニティデザイン―人と人をつなげる仕事
1 ひとりから始まるまちづくり いえしまプロジェクト(兵庫 2002?)
2 1人でできること、10人でできること、100人でできること、1000人でできること 海士町総合振興計画(島根 2007?)
3 こどもが大人の本気を引き出す  笠岡諸島子ども総合振興計画(岡山 2009?)

Part4
まだまだ状況は好転させられる
1 ダム建設とコミュニティデザイン  余野川ダムプロジェクト(大阪 2007?2009)
2 高層マンション建設とコミュニティデザイン マンション建設プロジェクト(2010)

Part5
モノやお金に価値を見出せない時代に何を求めるのか
1 使う人自身がつくる公園  泉佐野丘陵緑地(大阪 2007?)
2 まちにとってなくてはならないデパート マルヤガーデンズ(鹿児島 2010?)
3 新しい祭  水都大阪2009と土祭(大阪・栃木 2009)

Part6
ソーシャルデザイン―コミュニティの力が課題を解決する
1 森林問題に取り組むデザイン  穂積製材所プロジェクト(三重 2007?)
2 社会の課題に取り組むデザイン  +designプロジェクト(2008?)

山崎 亮[ヤマザキ リョウ]
著・文・その他

目次

1人でできること(歩いて暮らそう;天職をみつけよう ほか)
10人でできること(海士人宿につどおう;ガキ大将を育てよう ほか)
100人でできること(ちいさな農のある暮らし;炭焼きクラブ「鎮竹林」 ほか)
1000人でできること(地域が支える学校づくり;魅力ある島前高校をつくろう ほか)

著者等紹介

山崎亮[ヤマザキリョウ]
1973年愛知県生まれ。studio‐L代表、京都造形芸術大学教授。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、建築やランドスケープのデザインなどに関するプロジェクトが多い。「海士町総合振興計画」「マルヤガーデンズ」「震災+design」でグッドデザイン賞、「こどものシアワセをカタチにする」でキッズデザイン賞、「ホヅプロ工房」でSDレビュー、「いえしまプロジェクト」でオーライ!ニッポン大賞審査委員会長賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

YM

75
地方の良さは、そこに住んでいると分からないことが多い。一度、都心に出てみると、当たり前のことが大切だったんだなと感じる。また地方に戻ってみて、生活に馴染んでくると、都心に住んでいた時に思っていたことは、その生活を補うようなもので、エゴイスティックに感じられてきた。「そりゃあ都会で疲れて、田舎でのんびりしたいでしょうけど、私たちはこんな日常ですよ」と。これではうまくいくはずがない。地方の人たちがその暮らしを誇りに思って、楽しみまくってることが重要なんだ。その課題も資源もきっとすぐそばにあるんだ。2015/04/26

常磐条

36
「コミュニティデザイン」という言葉が日本で使われ始めたのは1960年ごろ。当時のニュータウン建築に際して、互いに結びつきのない人々が共同でつかう空間のデザインを意味していた。年月は流れ、現代の「コミュニティデザイン」には単なる空間設計の概念にとどまらず、人と人とが対話し、つながり、共に取り組むというサイクルが自律的・永続的に回りゆく仕組み、その土台を構築する力が求められている。そこでのポイントは「プロジェクトはゆっくり進めること」、そのためには「無借金であること」。新しい事業形態へのヒントが垣間見える。2016/01/26

夏紀

19
地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインについて、山崎さんが携わったプロジェクトを通して知ることができました。公園、島、ダム建設が中止となった地域、デパート。どれもが人と人との繋がりが感じられる事例でした。この本読み込んで、自分なりに考えて定着できたらかなり力になりそう。山崎さんの他の本も読んでみたくなりました。2017/10/21

メガネ

16
ディズニーのキャストというマネジメントに学び、公園やその他空間をデザインするにあたって、単に空間を作り出すだけでなく、その空間で利用者が自らイベントを企画するという様な運営の主体となる動きを生み出すことを、コミュニティデザインと呼んでいる。利用者の数が増えればよいのかというのが一番の疑問になりました。2015/06/15

ナン

14
新書ではないが事例集で難しい用語等もなくサクサク読み進めることができた。16の事例が紹介されているが、特に印象的だったのは、「海士町」「笠岡諸島」「マルヤガーデンズ」の3つ。子供達の熱い想いや笑顔の写真が心に残ったのと、自分が住民だったら楽しく参加できそうと思えた。逆に大都市の大阪市のイベントを失敗(?)事例と取り上げており、大きくない街の方が楽しく継続的に地域活動に参加できる可能性を感じた。また、活動はゆっくり進めてよいという著者の意見も参加を後押ししてくれる。2022/03/05

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