出版社内容情報
鑑賞の術がわかると庭の楽しみが見えてくる。日本庭園のみかた・見どころを多数の図版で解説。厳選48庭園を紹介。
内容説明
日本庭園は古来より山水に親しんできた日本人の心をあらわすかのように、自然が凝縮され我々に癒しと憩いを与えてくれる空間です。本書は初めて庭をめぐる人、どこがよいのかわからないという人に、そのみかた・見どころを平易な文章と多数の図版でやさしく解説しました。
目次
第1章 自然風景式庭園
第2章 枯山水
第3章 露地
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koki Miyachi
4
楽しみながら日本庭園の基礎を学ぶことができる。平易な文章、幅広い話題のコラムも魅力的。訪問庭園リストも完備され、必要な情報が過不足なく揃っている。いい本です。2017/10/27
ぽんぽこ
3
図書館のリサイクル本より。楽しみながら日本庭園が学べるので、私のような日本庭園ミリしら人間にとってとても重宝します。この本とともにガイドブックもしくは写真集も傍におくともっと理解度が増して楽しいかもしれません。専門的な知識も豊富で、読んでいて非常にオトクでした。こうして見ると歴史的な庭園はやはり京都に多いんだなあと実感できます。京都に行ったときにはこのような庭園を巡るのも有意義でしょうね。京都、行きたいものです。2021/12/17
soto
1
日本庭園の本は写真集のような本が多いが、この本は図版が豊富で、かつ基本的な知識が整理されて述べられているので入門書としてはとても理解しやすいと思う。ただ、よくよく読んでみると内容が不精確であったり説明が偏っているのでは?と思われる箇所もあった。あと、初版は1998年であり、20年近く売れ続けているのはすごいと思う。2018/04/30
Ayumi Shimojoh
1
これは線画の図版と写真で素晴らしくわかりやすい。庭の点景やらの形式を伝えるのにはこの指図はすごくわかりやすい。庭を訪ねる前に読みやすい入門編。発掘調査でわかった庭、とか築山のあとを地形でだけしのぶ事例なんて、そそられる。ただ、2冊買ってしまったのが痛恨。2008年版と13年版を、、、いつ買っていたのか。2015/04/12