- ホーム
- > 和書
- > 医学
- > 臨床医学外科系
- > 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学
内容説明
本書は、高度難聴者の「きこえ」の再生を可能にした人工内耳のしくみとその開発の歴史、およびその適用条件を、実際に人工内耳を装用した方の証言をまじえながら平易に説明。日本で数万人といわれる音から閉ざされた方々、および周囲で支える方々の必携の書である。
目次
1 オーストラリアにおける人工内耳試作品の最初の装用者
2 2番目の試作品の装用者
3 人工内耳研究の歴史
4 メルボルンにおける人工内耳の開発
5 オーストラリア政府の援助
6 商品化されるまで
7 メルボルンにおける臨床の試み
8 メルボルン方式の海外における臨床の試み
9 10代の後天性聴覚障害児への適用
10 後天性聴覚障害の小児への適用
11 4歳児への適用
12 先天性聴覚障害児への適用
13 人工内耳への批判
14 世界における人工内耳の開発
15 1980年代の人工内耳
16 未来に向けて
17 人工内耳装用者は語る
付録(世界における22チャンネル人工内耳の使用者数;日本における人工内耳の適用の現状)