子どもが「読書」に夢中になる魔法の授業

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  • サイズ B6判/ページ数 208,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761270728
  • NDC分類 375.85
  • Cコード C0037

内容説明

クラス85%の生徒がいつも、州の統一テストで90点以上!!アメリカの公立小学校で実際に行われている読書の授業を紹介!花まる学習会の厳選141冊紹介!

目次

第1章 魔法の授業が生まれたところ
第2章 誰でも読書好きになる素質がある
第3章 みんなが本を読みたくなる場をつくる
第4章 大好きな本に出会う力をつける
第5章 大人が読書のロールモデルになろう
第6章 学校教育のおかしな常識を捨てよう
第7章 いつまでも本が好きでいるために
日本語版付録 小学生のうちに読んでおきたい花まる学習会のおすすめ読書リスト141冊

著者等紹介

ミラー,ドナリン[ミラー,ドナリン] [Miller,Donalyn]
アメリカ・テキサス州の国語教師。小学生の子どもたちに読書の楽しさを教えている。慣習にとらわれない自由な国語教育がブログを通じて話題になり、講演やワークショップなど、全米各地で引っぱりだこに。子どもたちが一斉に同じ本を読んでテストをやるという従来の教育に異を唱え、「好きな本を」「年間40冊以上」読むという方針で高い成果を上げてきた。2010年度にはテキサス州ベストティーチャー賞の最終候補に選ばれた。2013年5月には日本に招かれ、名古屋外国語大学で講演をおこなっている

高橋璃子[タカハシリコ]
翻訳家。京都大学教育学部卒業

高濱正伸[タカハママサノブ]
花まる学習会代表。1959年、熊本県生まれ。県立熊本高校卒業後、東京大学へ入学。同大学大学院修士課程修了。1993年、小学校低学年向けの「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を重視した学習教室「花まる学習会」を設立。同時に、ひきこもりや不登校児の教育も開始。1995年には、小学4年生から中学3年生対象の進学塾「スクールFC」を設立。テレビ出演のほか、ラジオ、雑誌、新聞などにおいても、そのユニークな教育手法が紹介されている。現在、佐賀県武雄市と協力して官民一体の小学校設立に向けて尽力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

60
子供たちの可能性は無限大。育むのは大人の責任。主体性に繋がる導きと寄り添い。私の場合、(読みたい本を後回しにしてでも)子供から薦められた本を優先し、感想を共有。印象的なのが「感想文ではなく中身を語る」の件。同感!文字にすることが最終目的ではなく、何かを感じることを願うのみ。大人も子供も関係ないよなぁ、これ!一方、反省点は、つい読んで欲しい本を口にしてしまうこと。(汗)但し、現実の課題は時間。塾、野球、友人との遊び・・・。それでも次男は、週末2時間程スタバで読書につきあってくれる。何気に嬉しい。(笑)2015/11/30

ふぇるけん

19
著者は米国の小学校教師。生徒に年間40冊の読書目標を与えて、感想を伝えあったりして、とても楽しそう。意味も解釈せずにただ音読させたり、面白くないテキストの意味を考えるのはムダとまでは言わないけれども、たくさんの読書体験の方がずっと重要だと思える。巻末の読書リストは参考になる。2015/11/18

morinokazedayori

16
★★★★★著者はアメリカの小学校の先生。子どもを読書好きにするには、「本って面白いな」と気づかせてあげればよいらしい。そのためには、たくさんの本を揃えて環境を整え、好きな本を選ばせ、適切な読書目標を設定し、自分がロールモデルとなり本を読む姿を見せ、読書はとても楽しいということを伝えていくのがよいという。このような先生とめぐり逢えた子供たちは、とても幸せだと思う。家庭でできることもあるが、学校で先生や友達と分かち合う本書にあるような読書体験は、子供たちにとって宝物のような時間なのではないだろうか。2015/09/15

mizuki

15
私は子どもの頃、絵本が大好きで、母親に本を読んでとせがむ子どもだったという話を、以前母親から聞かされました。私の記憶では、本を好きになったのは大学生の時に、母親の本棚にあった本との出会いでした。 この本を読み、なぜ自分が読書から離れていたのかが分かりました。原因は学校教育やテストのせいでした。自分の子どもには、読書好きに育って欲しいので、家で行う教育として参考にしたいと思います。そのためにも、まずは自分が様々なジャンルに挑戦し、その子にあった本を勧められる大人になりたいと思います‼︎2015/04/28

航輝

14
図書館本読書の楽しみ方が授業で学べるなんてうらやましい授業の内容や進め方は本当に理想的で読んでるだけでも楽しそうこんな授業受けてみたかったなぁと思う反面、日本では中々難しいんだろうなというのが正直なところ卒業後も生徒が本を借りに来たりという交流があったりするのは文中にもあったように、お互いが読書仲間という感覚があったからなんだろうな一方的にならず、対等に話せる関係も素晴らしく面白そう2016/11/22

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