資源争奪戦―最新レポート2030年の危機

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761266561
  • NDC分類 334.7
  • Cコード C0030

内容説明

2030年前後に「鉱物資源の枯渇」「エネルギー資源の枯渇」のピークがやってくる。さらに地球温暖化と地球が養える人口の臨界点も重なる。資源争奪戦で日本はどうなるのか。

目次

はじめに―資源価格の乱高下は何を意味するのか
1 資源は再び高騰し、もう戻らない
2 資源争奪戦・資源ナショナリズムの最前線
3 金属資源は新興国、レアメタルは先進国のアキレス腱
4 エネルギー資源は地下系から太陽系へ
5 地球温暖化で資源の行方はどうなる?
おわりに―日本は「つなぎ」の期間をどうするか

著者等紹介

柴田明夫[シバタアキオ]
丸紅経済研究所所長。1951年栃木県生まれ。76年東京大学農学部卒業後、丸紅に入社。鉄鋼第一本部、調査部を経て、2000年に業務部経済研究所産業調査チーム長。01年に丸紅経済研究所主席研究員。06年から現職に。農林水産省「食料・農業・農村政策審議会」「国際食料問題研究会」「資源経済委員会」などの委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kaibabaku

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安価な資源の枯渇つまり資源不足に関して、各国の動向、需給、エネルギー政策について説明されている。原料価格高騰の原因は中国の急激な需要増加が主因。一方で、地球温暖化にも触れることでエネルギーの浪費は、資源の枯渇に留まらない由々しき事態であることも読み取れる。近年次々と開発される効率化の技術もあくまで「プランB」の過程に過ぎず、将来的には太陽系エネルギーを主として機能する経済というビジョンもある。2017/10/26

Xinobu

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最新の本ではないが、資源・エネルギー関連の動向を学ぶ意味では良著。著者自信の主観が入った点も多いが、それはそれでエコノミストやダイヤモンドの特集記事のような感覚で楽しく読める。2012/05/18

もふもふ

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近年の資源価格高騰について何が原因か、どう推移してきたかを説明。主に中国の台頭についてやロシアなど資源国の動きの政治的意図などは初めて知ることもありなかなか参考になった。外交下手な日本の資源に対する軽視について軽い警告あたりは賛同してしまった。2010/10/08

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