内容説明
論理思考に基づいて自分の意思を伝えると、相手が理解し、納得し、共感してから動くという結果を生む。つまり、意思伝達力を鍛えると、次第に人から信頼され、仕事がやりやすくなっていくのだ。本書では、論理的に自分の考えを構造化し、それを相手にきちんと伝える方法、人とともに行動するための論理の組み方を学ぶ。
目次
ロジックで意思伝達のパワーを上げよう
第１部 基礎編―論理思考で意思をつくり伝える（意思が伝わるメッセージはココが違う！；意思伝達力を生み出すステップ）
第２部 基礎演習編―意思伝達トレーニング（イシューと結論を押さえる；ストラクチャを発見する；「Ｓｏ Ｗｈａｔ？」で意味を抽出する；ピラミッドストラクチャを完成させる；表現に展開する）
第３部 総合演習問題
意思伝達力を鍛えて自分の理想を実現させる
著者等紹介
渡辺パコ［ワタナベパコ］
１９６０年東京生まれ。コピーライターとして広告、会社案内の制作、ＰＲ戦略の企画立案などを担当。８８年に独立し、１００社以上にコーポレートコミュニケーションプランを提供する。９８年からはｗｅｂ系を中心とするベンチャービジネスのコンサルティングや、ナレッジ・マネジメントのコンサルティングを手がける。現在、有限会社水族館文庫の代表。グロービス・マネジメント・スクールで講師（クリティカルシンキングクラス担当）をつとめる一方で、ビジネスパーソン向けのコミュニティ＆メディア「知恵市場」の主宰として活動するなど、数多くのＷｅｂサイトの設立・運営にも積極的に参画している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すぐる
0
◎：ロジカルシンキングについて、一番良い本だと思う2013/11/13
qwel21
0
イシューを明確にし、それをきちんと維持し続けること。そこからメインメッセージ、キーラインを構築していく。2009/06/10
Morimoto
0
図書館で見つけ、グロービスとのことでざっと読み。 おそらくこの手のはしっかりと自分で手を動かして思考するのがいいんですが、ショートカット(手抜き)。 2002年発行ということで、キーワードが古いところがあるが(SOHOとか懐かしい。今だとテレワークになるのか。)、こういう思考ものは普遍。 巻末に著者が書いている通り、「この程度の論理思考」でも十分ビジネスで使える。訓練でこれぐらいまでは引き上がるということとも言える。 会社の研修として組み込むなら、やはりGMSに行かせるのがいいのかなとは思うけど。2018/08/18
