事例研究・教育法―理論と実践力の向上を目指して

事例研究・教育法―理論と実践力の向上を目指して

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  • サイズ B5判/ページ数 223p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784761007928
  • NDC分類 369.07
  • Cコード C3036

内容説明

本書は、事例研究と事例教育の方法を概観したものとして独特な構成を採っている。全5部構成を採るなかで、第1部では事例と事例研究の意味と方法を理解するための基礎的理論を概観しており、第2部では、事例研究を行うための具体的手法を解説している。また第3部では事例の教育法を、その基礎理論と科目別教育法に分けて見ている。第4部では事例を蓄積するための記録法や事例を報告するためのプレゼンテーション法を示している。そして第5部では、事例研究の実際として5事例を収集している。そのようなユニークな構成によって、事例の意味・事例研究の意味と方法、手法、事例の蓄積等が多角的に学ぶことができるようになっている。

目次

第1部 事例研究の意味(社会福祉実践研究における量的研究法と質的研究法について;事例の三層構造 ほか)
第2部 事例研究の手法(ジェノグラム;エコマップ ほか)
第3部 事例教育法(社会福祉教育場面における事例教育の位置とその意義;社会福祉援助技術演習と事例の活用 ほか)
第4部 事例の記録法とプレゼンテーション法(社会福祉実践における「記録」の意味;事例記録の書式(フォーマット) ほか)
第5部 事例研究の実際(生活保護実践の特徴とソーシャルワーカーの役割;発達障害児の家族支援 ほか)

著者等紹介

米本秀仁[ヨネモトヒデヒト]
1946年北海道生まれ。1972年明治学院大学大学院修士課程修了。現在、北星学園大学教授

高橋信行[タカハシノブユキ]
1954年大分県生まれ。1982年駒沢大学大学院博士課程満期退学。現在、鹿児島国際大学教授

志村健一[シムラケンイチ]
1967年東京都生まれ。1993年ウイスコンシン大学ラクロス校大学院修士課程修了。現在、弘前学院大学助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。