保育実践研究の方法―障害のある子どもの保育に学ぶ

保育実践研究の方法―障害のある子どもの保育に学ぶ

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  • サイズ A5判/ページ数 212p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784761007706
  • NDC分類 378
  • Cコード C3036

内容説明

近年、保育現場においては、単なる理論ではなく、日々の困難な問題にどう対応するか、そのための実践的理論が必要とされており、また、実践研究の方法論が求められている。本書は、長年、障害のある子どもの保育・教育の現場から、現在の保育・教育のあり方をラディカルに問い直して、新たな保育・教育をどう創り出していくかというテーマに取り組み、現場の人たちと共同して実践研究をしてきた著者の手になるものである。第1章・本研究の目的と方法、第2章・保育実践研究の理論化の試み、第3章・障害児保育の実践研究、第4章・インクルージョンと子ども理解、という章立てをとおして、実践者との共同研究の手法について具体的に考察を加えながら、保育実践研究に関する方法論の構築が試みられる。

目次

第1章 本研究の目的と方法(本研究の目的と方法;本研究の方法 ほか)
第2章 保育実践研究の理論化の試み(保育実践を見直す三つの視点;「子ども理解」について ほか)
第3章 障害児保育の実践研究(堺市における障害児保育の実践研究;箕面市における障害児保育の実践研究 ほか)
第4章 インクルージョンと子ども理解(インクルージョンと子ども理解;子どもの生き方を支援する保育・教育へ―障害児保育・教育の歴史 ほか)

著者等紹介

堀智晴[ホリトモハル]
1947年三重県四日市市生まれ。大阪市立大学大学院生活科学研究科教員(学術博士)。専門分野はインクルーシヴ教育、人権保育・教育
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