出版社内容情報
国内の研究成果を中心に、発達心理学の最新の動向を概説。本巻は特別論文に大学教育をとりあげ時事的な章も含む。各領域で執筆者が重要と思う文献を選択的に紹介する。
内容説明
本書は、発達研究を主軸に、これに関わる心理学をはじめとした隣接領域を視野に入れ、ここ一年ないしは数年間をめどに、主にわが国で発表された諸研究の成果について展望するものである。
目次
第1章 発達研究の現在―退行をめぐる一つの探究
第2章 推論―推論のプロセスとその支援
第3章 発話と身振りの協調にみるコミュニケーション行動の発達
第4章 国語教育
第5章 感情の発達
第6章 シングルマザー
第7章 思春期
第8章 学習障害(LD)への教育的支援
第9章 人間関係の測定
特別論文(眼球運動と知覚の初期発達;大学教育)
書評シンポジウム
著者等紹介
岩田純一[イワタジュンイチ]
京都教育大学教授
湯川隆子[ユカワタカコ]
三重大学教授
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