死の人間学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 270p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784760895267
  • NDC分類 143
  • Cコード C3311

内容説明

終末期から遺族や周囲の者が悲しみを乗り越えるまでの過程を本人・家族・友人・医療者との共同作業ととらえ、死の意味、望ましい死のあり方、子どもと若者への死の教育を考える。

目次

QOLからQODへ
第1部 死の意味を考える(西欧における死の表象;命のかけがえのなさが理解できるか―子どもたちの「死」の概念;家族員との死別体験とその意味)
第2部 終末期へのまなざし(終末期へのまなざし:医療者の立場―過剰医療・過少医療;終末期へのまなざし:生命倫理の立場;終末期に関する市民の学習活動をめぐって)
第3部 死を教える(幼い子どもに命の大切さをどう教えるか―アンケート調査の結果から;高校生に死をどう教えるか;看護学生に死をどう教えるか;看護学生に死をどう教えるか)
資料 統計にみる日本人の死―人口動態統計より

著者等紹介

袖井孝子[ソデイタカコ]
お茶の水女子大学名誉教授。1938年愛知県生まれ。1961年国際基督教大学教養学部卒業、1965年カリフォルニア大学大学院修士課程修了(社会学修士)、1970年東京都立大学社会科学研究科博士課程修了。1965年カリフォルニア州公衆衛生局調査主任、1970年淑徳短期大学社会福祉学科専任講師、1972年東京都老人綜合研究所社会学部主任研究員、1975年お茶の水女子大学家政学部助教授、1990年同大学家政学部教授、1992年同大学生活科学部教授、2004年定年退職。日本学術会議連携会員、男女共同参画会議議員、公益法人等認定委員会委員、文部科学省教科用図書選定審議会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。