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学校・家庭でできるメディアリテラシー教育―ネット・ケータイ時代に必要な力

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  • サイズ B6判/ページ数 154p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784760823604
  • NDC分類 375
  • Cコード C3037

内容説明

変わるメディア、新しいトラブル。小・中・高校生にメディアを主体的に使いこなせる能力をどう育てるか。子どものメディア利用状況、ネット・ケータイのトラブル予防など、教師・親が知っておきたい情報満載。

目次

1 メディアリテラシー教育の基礎・基本(テレビやゲームとどうつきあうか―家庭で始めるメディアリテラシー教育;アニメーションから学ぶメディアのしくみ―静止画に命をふき込む;「無料」のワナにだまされるな―詐欺サイトと送り手の意図;著作権を守る、著作物を使う―違法ダウンロード防止から新たなルールへ)
2 ネット・ケータイのトラブルを防ぐ(うちらのコミュニケーション―メールと同調圧力;「ケータイ依存」と心身の健康―メディアとストレスの関係を学ぶ;見せかけだけの優しい大人―ネットと福祉犯;保護策とリテラシー育成のバランス―フィルタリングをめぐって;「認められたい」子どもたちのトラブル―プロフと暴力)
3 メディア社会を生きる(変わるメディア、新しいトラブル―急速に変化するメディア状況に対応するために;時事的問題としての携帯電話―ディベートで高めるメディアリテラシー;消費者教育メディアリテラシー―ネット社会の新しい常識;広告とは違う情報の伝え方―社会を動かす広報・PRを学ぶ;「利他的な夢」とつなげるために―社会をよくする手段としてのメディア)

著者等紹介

藤川大祐[フジカワダイスケ]
千葉大学教育学部教授(教育方法学、授業実践開発)。1965年、東京生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学、金城学院大学助教授、千葉大学准教授等を経て、2010年より現職。メディアリテラシー、ディベート、環境、数学、アーティストとの連携授業、企業との連携授業等、さまざまな分野の新しい授業づくりに取り組む。NPO法人全国教室ディベート連盟常任理事、NPO法人企業教育研究会理事長、文部科学省「ネット安全安心全国推進会議」委員、「安心ネットづくり促進協議会」コミュニティサイト検証作業部会主査、千葉大学学長特別補佐、総務省「利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会」青少年インターネットWG主査代理等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

izw

12
最初にある「メディアリテラシー教育の基本はクリティカルシンキングである」というのは正しいし、「I メディアリテラシー教育の基礎・基本」は普遍的な内容だが、「II ネット・ケータイのトラブルを防ぐ」の内容は古すぎる。本書は2011年の出版だが、ネットに関するここ数年の変化は大きい。「III メディア社会を生きる」は、IIを踏まえた対応、という位置づけと思われるが、いかんせんIIが古いので説得力に欠ける。後半は流し読みで終えてしまった。2015/01/11

nako*beary

0
これも職場の課題図書。途中まではふーん、って感じだったけど、「メディアを利己的ではなく利他的に使う」という言葉にぐっときた。具体的にどんなことをすれば「利他的」に使えるのかは書いてなかったけど、検討の余地がありそうな課題だと思う。2014/06/30

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