アメリカの卑劣な戦争―無人機と特殊作戦部隊の暗躍〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 429p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760145010
  • NDC分類 392.53
  • Cコード C0098

内容説明

「世界は戦場である」をスローガンに、一気に戦争へと突き進むアメリカ。オバマ政権の政策は、ブッシュ時代からはじまっていた…特別作戦を遂行する“殺人マシン”特殊作戦部隊と手を汚さずにターゲットを殺す、無人航空機。アメリカによる現代の「汚い戦争」を描く。

目次

対テロを名目に
アンワル・アウラキ
統合特殊作戦コマンドの台頭
アリ・アブドゥラー・サーレハ
アンワル・アウラキの謎
新しい戦争
特別な計画
生き残り、言い逃れ、抵抗、脱出
トラブルメーカー、その名はスタンリー・マクリスタル
ソマリアでの暗躍〔ほか〕

著者等紹介

スケイヒル,ジェレミー[スケイヒル,ジェレミー] [Scahill,Jeremy]
1974年生まれ。『ネイション』誌などで特派員を務める、ジャーナリスト。これまでアジア、中東、アフリカの各地からリポート。その海外報道に対して、ジョージ・ポーク賞を受賞している。ドキュメンタリー「Dirty Wars」は、サンダンス映画祭・国内ドキュメンタリー部門で撮影賞を受賞、アカデミー賞・長編ドキュメンタリー映画部門にもノミネートされた

横山啓明[ヨコヤマヒロアキ]
1956年生まれ。早稲田大学第一文学部演劇学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

26
13年初出。アメリカがどう暗殺を受け入れ、安保政策の中核に据えるようになったか(15頁)。 03-’04年、キャンプ・ナマ:人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチによると、捕虜は殴打、厳寒での 放置、死への脅し、屈辱、その他さまざまな形態の心理的虐待ならびに拷問を受けたという(248頁)。 アンワル・アウラキ投獄:アンワルはコーランをあらゆる角度から読み直し、学びと読書の時間も得た。 投獄されたからこそのチャンスという(311頁)。ホリエモンを想起した。 2015/05/19

キミ兄

0
アルカイダとの戦いはいつのまにかイエメン、ソマリアに舞台が移っていたのか。その経緯も初耳ばかり。☆☆☆☆。2015/01/04

ソノダケン

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統合特殊作戦コマンド司令官だった、スタンリー・マクリスタルについての記述が興味ぶかい。もともとレンジャー連隊の指揮官で、デルタフォースやSEALsにコンプレックスを抱いていた。JSOCを引き継いでからは、用語面も含め特殊部隊のレンジャー化をはかり、政治家に取り入りながら、特殊部隊をイケイケドンドンのランボー軍団に変えるのに貢献した。2014/11/16

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