トップ記事は、月に人類発見!―十九世紀、アメリカ新聞戦争

個数:

トップ記事は、月に人類発見!―十九世紀、アメリカ新聞戦争

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年05月07日 09時18分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 493p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760143498
  • NDC分類 070.253
  • Cコード C0098

内容説明

新聞メディアの黎明期、ニューヨークの街をさわがせた男たちがいた。興行師や小説家、新聞記者もからんで、くりひろげられるニュースの争奪戦…「ヴェルヌの『八十日間世界一周』に挑む」のマシュー・グッドマンが描く、歴史ノンフィクション。

目次

第1部 太陽(ベンジャミン・デイの「口笛を吹く少年」;町のニュース;ハヤブサの紋章を受け継いだ男;マシアスの極悪非道の詐欺行為 ほか)
第2部 月(天文学的大発見;月への旅行;「その話が真実なら、最高に素晴らしい」;絵のように美しい月の景色 ほか)

著者等紹介

グッドマン,マシュー[グッドマン,マシュー] [Goodman,Matthew]
ノンフィクション作家として「THE AMERICAN SCHOLAR」や「Harvard Review」などにエッセイや短編を発表。タフツ大学、エマーソン大学などで創作文芸や文学を教えるほか、各地でブックトークを行い、ラジオ番組にも出演。現在、ニューヨーク・ブルックリン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すけきよ

8
スクープ! 月に人類発見! こんな途方もない法螺話をなんで信じたの? と二世紀後の人間が言っちゃうのは簡単だけど、某作曲家とか、某細胞とかが、本質とは別にドラマ部分で大騒ぎしている状況が今も続いているんだから、マスコミも大衆も、200年間全く変わってないんだよね。月世界も記事を書いたリチャード・ロックの他に、新聞を活用した主人公といえる人物が二人登場する。エドガー・アラン・ポーとP・T・バーナム。実はバーナムの話の方が表題よりも面白いんだよなぁ。博物館を買い取るときの担保にした土地は震えが来るほど。2014/04/06

塩崎ツトム

3
フェリクス・J・パルマの「宙の地図」でも元ネタの一つとなっている「月面にいる生命」デッチ上げ事件を克明に描く。で、本の中でも言っている通り「事実は小説よりも奇なり」とは実に言い得ていて、先進的な思想を持っているがゆえにねつ造記事(「ねつ造」は少々酷か)を書いたサン紙主筆のアダムス・ロックに、事件で漁夫の利的利益を得た興行師バーナム、そして事件では一貫して昔話の「いじわるじいさん」ポジションに甘んじたエドガー・アラン・ポー(!)といった人物は魅力的すぎて、読後はもう、お腹いっぱい。2014/08/27

春風

3
いやあ面白い。月人発見記事を捏造した男の話。この記事が大評判になったせいでポーは「ハンス・プファール」の続編をあきらめ、やがて同じ新聞に嘘記事を書くもまったく評判にならなかったとか。2014/04/09

つまみ食い

1
現在もはや最もメジャーなメディアとはいいがたくなった新聞だが、その新聞が急速にアメリカで拡大していった時代(19世紀前半)をテーマにしている。現在も有力紙である『ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン』の創業者や当時アメリカを熱狂させたホラ記事をでっちあげた編集者、そしてエドガー・アラン・ポーらの人生を軸にそうしたでっちあげの背後にあった思想(たとえば狂信への抵抗など)とそれが捏造とわかったのちも社会に割りに好意的に受け入れられた背景(例えば「自由に物事を判断する民主的権利」(397))などを論じている。2021/02/09

takao

1
安い新聞で一挙に情報が大衆化された19世紀2017/12/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8030089
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。