人身売買・奴隷・拉致の日本史

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人身売買・奴隷・拉致の日本史

  • 渡邊 大門【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 柏書房(2014/04発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760143276
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C1021

内容説明

日本人奴隷は、ポルトガル商人によって東南アジア・インド・ヨーロッパへと売り飛ばされたが、悪いのは売ってくる日本人である!?日本人が日本人を襲い、日本人が中国人・朝鮮人を掠奪する。そんな暗黒の時代。

目次

第1章 奴隷・人身売買の黎明(奴隷という言葉;奴婢とは ほか)
第2章 室町・戦国時代の人身売買(室町時代の人身売買;倭寇の略奪行為 ほか)
第3章 世界を駆けめぐった日本人奴隷(豊臣秀吉の登場;九州での人身売買 ほか)
第4章 文禄・慶長の役と拉致(文禄・慶長の役の勃発;日本と朝鮮との行き違い ほか)

著者等紹介

渡邊大門[ワタナベダイモン]
1967年、神奈川県横浜市生まれ。1990年、関西学院大学文学部史学科日本史学専攻卒業。2008年、佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひこうき雲

76
奴隷は家畜同然と言われるがそれでは一体どんな生活を送っていたのか、ローマ帝国に関する資料は多く残されているようだか、日本史においては謎。それが詳しく分かる資料がないことが残念。2021/08/11

AICHAN

39
図書館本。魏志倭人伝などの古代中国の文献によると倭国は貢物として生口(奴隷)を中国に連れていっている。森鴎外の『山椒大夫』では人身売買がされていた昔のことが描かれる。秀吉の朝鮮の役で島津家は3万7千人もの朝鮮人を拉致したという。意外だったのは古代から鎌倉期にかけての政権が良民の人身売買を禁じていたことだ。しかし戦国期に入ると戦争のどさくさに紛れて略奪をする者が増え、人身売買が公然のものになった。それを禁止したのが秀吉である。特に、売買された日本人をポルトガル人が買い他国へ売るのを厳しく禁じた。2019/02/08

4fdo4

17
戦国時代の勝利者による略取(乱取り)や大飢饉の人身売買、そして古来からの私奴婢制度という少し歴史を紐解けば多くの奴隷が日本にも居た。 帯にもあるが、ポルトガル商人の日本人奴隷売買はかなりのページを割いている。日本人がポルトガル商人によって【輸出】され、東南アジアにおけるヨーロッパ列強の戦争に投入された。 そして日本奴隷は戦闘能力が高く、本国より兵隊を連れてくるよりも安く済むため、重宝されていたというのだ。 2018/09/15

B-Beat

16
教科書で知り、小説や映画・テレビドラマで興味が深まって追っかけた武将や合戦がテーマの「歴史」。それが表の歴史ならこれは裏の歴史か。語られる歴史とは現代人にとって都合のいいもの?そうでないものは封印?これまでうかがい知ることもなかった新たな歴史の一断面。なんだか久し振りのワクワク感。2022/01/26

kuukazoo

12
折角だし人身売買の歴史の本を引続き読む。意外と研究実績が多く、先に読んだ牧英正『人身売買』で出てきた文献も取り上げられ、こちらは現代語訳(意訳)になってて有難い。メインは戦国時代の雑兵による「乱取り」=略奪、ポルトガル商人の日本人奴隷爆買いととばっちりを受けたイエズス会、秀吉の文禄・慶長の役における朝鮮人拉致。基本的人権のない時代に生まれたことの悲惨が刺さる。拉致された朝鮮人の中にはそのまま日本に住み着いた人も多く、その技能によって日本の産業や文化に寄与した人もいたこと(陶工や儒学者など)は興味深かった。2022/06/18

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