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出版社内容情報
いじめの議論はデタラメばかり、これから必要なのは、<いじめ学>だ。山形マット死事件などを通して判りやすく説明。
内容説明
さようなら、デタラメだらけのいじめ論。―いじめ学誕生を告げた名著『いじめの社会理論』のエッセンスと、その背後にある著者の生い立ちを交えてつづった、未来を作る“いじめ学”、はじめての入門書。著者伝説の寄稿「“熱中高校”って何だ」(1981年)も再録。
目次
いじめの議論はデタラメばかり
私やあなた、ご町内の皆様方のファシズム―中間集団全体主義
父と母
愛知県立東郷高校
山形マット死事件
“欠如”を生み出す有害環境としての学校―いじめ発生のメカニズムその1
全能のシナリオ―いじめ発生のメカニズムその2
ノリこそすべて―いじめ蔓延のメカニズム
心理と社会の交わるところ
短期的解決策
きずなユニット―中長期的解決策その1
さらば、生きづらい国・日本―中長期的解決策その2
著者等紹介
内藤朝雄[ナイトウアサオ]
1962年東京に生まれ、愛知に育つ。愛知県立東郷高校在学中、教師集団による組織的な暴力と虐待をやめさせようと立ち上がるが、自主退学に追い込まれる。その後、東京大学大学院を経て、明治大学文学部准教授。専門は社会学。初めての単行本である『いじめの社会理論』(柏書房、2001年)は、いじめ発生のメカニズムを解明した書として高い評価を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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