針の上で天使は何人踊れるか―幻想と理性の中世・ルネサンス

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針の上で天使は何人踊れるか―幻想と理性の中世・ルネサンス

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  • サイズ A5判/ページ数 299,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784760131648
  • NDC分類 230.4
  • Cコード C0022

出版社内容情報

豚を絞首刑に処し、魔女を糾弾した彼らは野蛮だったのか。中世・ルネサンス期のヨーロッパ人の思考をわかりやすく解説。

内容説明

天使による癒し、悪霊に取り憑かれたリンゴ、死者の訪問…信じがたい考えを受け入れていた中世・ルネサンスの人びと。彼らが真剣に議論していたその奇妙な事実は、現代という歴史が生み出した虚像にすぎない。

目次

第1章 序論 奇妙な世界
第2章 針の上で天使は何人踊れるか
第3章 邪悪な動物は吊るせ
第4章 徘徊する死体
第5章 魔女術の理解
第6章 狼男と空飛ぶ魔女
第7章 取り憑いたのは悪魔か
第8章 地獄の苦しみと天国の喜び
第9章 異端には死を
第10章 結論 奇妙な私たち

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

千尋

3
昔の人は決して理性的でなかったわけではなく、今と価値観が大きく違っただけ。広い見方が、大切だと思った。2013/09/08

わたぼう

1
★8/102016/09/07

てつこ

1
中世からルネサンス期までの時代に流布した魔女や動物裁判などの迷信的な出来事に、合理的な解説を与える一冊。当時の社会の価値観、物事を認識する過程がよく理解できた。歴史を学ぶときは、現代の知識ではなく当時の物の考え方、価値観に沿って学ぶ必要があると再認識。そのためにはキリスト教の理解は必要不可欠だから改めて勉強しないといけないな。2017/06/18

いなお

1
今の価値観で昔のことを判断してはいけない、という本。中世において、動物裁判は行き場のない悲しみを解消するためのもので、神学は幸福に生き続けるための科学であり、異端者はペストのように人々に感染するものであるから殺さねばならない、云々。理性が信仰と分離していなかった故の価値観だなといった感じ。2012/12/10

rionel

1
「中世欧州において現代では考えられない様な迷信が数多く存在し、また、こと真面目に動物に対して裁判が執り行われていたが、具体的な執行方法など」について事細かに解説されています。 ポピュラーな迷信として、魔女・天使・悪魔・疫病についての細かい解説もあり、その手の方々のニーズには答えられる内容となっています。

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