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出版社内容情報
★京都新聞(06年2月26日付)にて書評掲載!
「思想の内実に迫り新鮮な成果」、評者は同志社大学名誉教授の望田幸男氏です。
★その他、朝日新聞などでも書評多数。
内容説明
戦前「護憲」の降魔剣“日本主義”を解明。「右翼」「反動」のレッテル貼りで忌避されてきた一九三〇年代“日本主義”の大学批判。マルクス主義的教養の機能的代替となった日本主義的教養の担い手たち。来るべき時代を読み解く画期的論集。
目次
第1章 帝大粛正運動の誕生・猛攻・蹉跌
第2章 天皇機関説批判の「論理」―「官僚」批判者蓑田胸喜
第3章 写生・随順・拝誦―三井甲之の思想圏
第4章 英語学の日本主義―松田福松の戦前と戦後
第5章 戦時期の右翼学生運動―東大小田村事件と日本学生協会
第6章 日本主義的社会学の提唱―赤神良譲の学術論
第7章 日本主義ジャーナリズムの曳光弾―『新聞と社会』の軌跡
著者等紹介
竹内洋[タケウチヨウ]
1942年新潟県生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。京都大学博士(教育学)。京都大学大学院教育学研究科教授を経て、関西大学文学部教授。京都大学名誉教授。専攻は歴史社会学・教育社会学
佐藤卓己[サトウタクミ]
1960年広島県生まれ。1989年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。京都大学博士(文学)。東京大学社会情報研究所助手、同志社大学文学部助教授、国際日本文化研究センター助教授を経て、京都大学大学院教育学研究科助教授。専攻はメディア史・広報学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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