出版社内容情報
天地創造から始まる劇的な神と人とのドラマと,それらを彩る殺人や不倫,裏切り――旧約聖書の巻頭を飾る『創世記』は何を語ろうとしているのか。ベストセラー『神の歴史』の著者が,『創世記』のメッセージを独創的解釈で甦らせる。
内容説明
神と人との苦闘を彩る殺人や嫉妬、裏切り。文芸学、心理学、フェミニズムなど多角的なアプローチで、世界最大の物語を現代によみがえらせる。
目次
神や聖書との格闘
始原
天地創造
最初の鎖綜
祝福
事実それとも虚構?
分離
知識
悪の可能性
罪と呪い
カインとアベル
「悪しき性向」〔ほか〕