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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青蓮
5
先日、アメリカンポップアート展に行ってきたので何かウォーホルについての本が読みたいなと思い、手に取りました。本書はウォーホル自身と彼の周囲にいた人々の証言を元にウォーホルはどんな人物だったのか、彼が成功を収めるまでの過程を考察したもの。大変興味深く読みました。此処に書かれているアンディ・ウォーホルは傷つきやすく、ナイーブで劣等感でいっぱいの、ただの青年。彼の抱えていた苦しみは私自身のそれと重なる部分もあり、なんだか身近に彼を感じられ、また一段と彼とその作品が愛しく思われました。2013/08/16