内容説明
「伝統と文化」の教育実践の可能性を探る。我が国における重要な教育課題である「伝統と文化」の教育実践に関する、歴史研究、理論研究、実践研究、比較研究、心理研究に基づく総合的研究の試み。
目次
第１章 「伝統と文化」に関する教育課程の基盤と授業実践の性格（「伝統と文化」に関する教育のパラダイム―芸道稽古論を中心に；「伝統と文化」に関する教育に基づく授業実践の新動向と特色 ほか）
第２章 「伝統と文化」に関する授業実践の内容と方法（国語科における呼吸を育てる絵本の読み聞かせと音読活動；音楽科における伝統音楽の指導内容と授業実践 ほか）
第３章 「伝統と文化」に関する授業実践の学習意識と学習効果（我が国の「伝統と文化」の教育に対する小・中学生の意識実態―質問紙調査結果の分析を中心として；和文化教育プログラムと中学新入生の学校適応感形成との関連に関する学校心理学的研究）
第４章 外国における「伝統と文化」に関する教育の動向（美術教育的観点からの文化教育の内容と学習戦略―韓国における美術科を手がかりとして；韓国における「伝統と文化」に関する教育動向―全羅北道における伝統文化教育を中心に ほか）
補章 「伝統と文化」に関する教育実践ＷＥＢデータベースの構成と意義
