Dojin選書<br> 放射能汚染ほんとうの影響を考える―フクシマとチェルノブイリから何を学ぶか

個数:
  • ポイントキャンペーン

Dojin選書
放射能汚染ほんとうの影響を考える―フクシマとチェルノブイリから何を学ぶか

  • 浦島 充佳【著】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 化学同人(2011/07発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 38pt
  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月28日 01時52分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759813401
  • NDC分類 493.19
  • Cコード C0347

内容説明

福島第一原発事故による放射能漏れは、人びとにどのような影響を及ぼすのか。チェルノブイリ原発事故から25年、この間に発表された報告書や論文に示されたデータを詳細に読み解くことで明らかになってきたことは何か。いつ終わるとも知れない原発事故。放射能汚染という現実に直面したいま、どう対処していけばよいのだろうか。チェルノブイリの教訓を生かすべく、疾病の発生リスクを分析する疫学も学んだ小児科医による、原発事故への処方箋。

目次

第1章 爆発
第2章 影響
第3章 飛散
第4章 病気
第5章 リーダー
第6章 処方箋

著者等紹介

浦島充佳[ウラシマミツヨシ]
1986年東京慈恵会医科大学卒業後、附属病院において骨髄移植を中心とした小児がん医療に献身。93年医学博士。94~97年ダナファーバー癌研究所留学。2000年ハーバード大学大学院にて公衆衛生修士取得。2006年より東京慈恵会医科大学准教授。小児科診療、学生教育に勤しむ傍ら、分子疫学研究室室長として研究にも携わる。9.11米国同時多発テロに強い衝撃を受け、医師として大勢の尊い命を守るべく活動するようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ブルーツ・リー

5
昨日は放射線の影響で病気が増えまくっています! という研究者の本を読んだのだが、立場が異なる研究者の声を聴いてみたら、真逆の事が書いてあった。 つまり、放射線による病気の増加にエビデンスはなく、科学的ではない。との意見。 もう、事故直後から、この争いばかりでうんざりですわ! 保守の学者は原発は絶対に安全ですと言い張り、革新の学者はちょっとでも放射性物質が漏れたら大変に危険ですと言い張る。 なんで科学的根拠で動くはずの科学者たちの意見が、イデオロギーによって真逆になるのでしょう…。振り回されている感がある。2022/05/11

takao

2
報告書や論文を読む限り、チェルノブイリ原発事故が旧ソ連にもたらしたものは、政府に対する不信感や慢性的なストレスであり、25年経った今も、多くの人びとが苦しめられている。 2022/09/26

Meistersinger

1
出版が2011年4月という事で事故後わずか3ヵ月で精密な被害予測がなされていた事は驚き。そして、そういった予測を顧みる事なく不要な大騒ぎで多くの人が被害を受けた事も。危機対応の基礎として「想定される情況全てについて考えて対応策を作る」というのは重要。2015/04/09

びわまる

1
チェルノブイリと福島の原発事故、政府の対応、人体への放射線の影響、原発事故によって引き起こされる社会病理、などについて、多くの論文やデータにあたって比較検討し詳細に読み解いており、丁寧に真摯に書かれた本だと思う。政府がパニックや風評被害を抑えようとするほど、人々がかえって苛立ち不安になったのはなぜか、など、リスク・コミュニケーションの項目が興味深かった。自分や家族ならどう行動するか、が具体的に書かれているので参考になる。何冊か読んだ放射線関連の本の中で、私にとっては最もしっくりくる内容だった。2012/01/09

hata2

1
チェルノブイリ事故などのデータを検討し、福島原発事故の影響を丁寧に考察しており、感情論ではなくデータを基にして論を進めるので、政治的なバイアスを気にする事なく安心して読める。事故の1カ月半後に脱稿しているせいか、当時の切迫感が伝わってくる。2011/10/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3721915
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。