内容説明
この地球で生きていくために。遺伝子組換え、ゲノム育種、直面する食料・環境問題に植物科学者たちが挑む。
目次
1章 ゲノム研究が、植物科学を飛躍させた
2章 小さなシロイヌナズナが植物科学の地平を開いた―岡田清孝さんに聞く
3章 収量の多いスーパーイネをめざして―松岡信さんに聞く
4章 遺伝子組換え技術で森林を蘇らせる―林隆久さんに聞く
5章 植物のエネルギー利用、夢と課題は…―柴田大輔さんに聞く
6章 遺伝子組換えで、不毛の地を緑に変える―西澤直子さんに聞く
7章 コメでスギ花粉症を治す―高岩文雄さんに聞く
8章 遺伝子組換え作物の光と影を見つめる―佐藤文彦さんに聞く
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジュール リブレ
11
真面目な、真摯な方が書いた植物学の発展の話。世間で騒がれる遺伝子組み替えも、こういう人たちだけが扱っているのなら問題なさそうな気がするけど、やっぱり世の中、悪用する人たちも出てきちゃうから、この辺り難しいなぁ…2011/11/25
サカナ
1
農学部志望の人に、オススメです。 植物工場としてのイネが、面白いです。2010/04/23
yurari
0
農学を学んだ身だが、学ぶ程、面白さと難しさ複雑さにどうしようもなくなり、離れてしまった。今になってやっと、農学の重要性がわかってきた。もう一度学びたいという気持ちが大きくなってきている。初心を思い出させてくれる、素晴らしい内容だった。シリーズ本なので、他も読んでみよう。2013/06/06